2023年に公開される映画の中で、小説が原作の作品を一挙にご紹介します。
この記事を読めば、あなたのお気に入り映画が迷わず失敗なく見つけることができるはずです。
それではさっそく気になる作品をチェックしてください!
【 2023年公開予定の”小説原作”映画一覧 】
1月公開予定の映画
1/13 銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲(オーヴァチュア)
4Kリマスター版リバイバル公開(2週間限定)
【作品情報】
原作 | 田中芳樹『銀河英雄伝説』 |
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監督 | 清水恵蔵 |
脚本 | 河中志摩夫 |
主要キャスト(声) | 堀川りょう/富山敬/広中雅志/田中秀幸/潘恵子 |
上映時間 | 90分 |
【あらすじ】
遠い未来、人類は宇宙に進出し、銀河帝国と自由惑星同盟の2つの陣営にわかれて、いつ終わるとも知れない戦いをくり返していた。
銀河帝国の若き大将ラインハルト・フォン・ミューゼルは、第4次ティアマト会戦を勝利に導いた功績で、名門ローエングラム伯爵家を継ぐことに決定。
しかし、彼をこころよく思わない門閥貴族たちは、ラインハルトを戦場で殺してしまおうと企むのだった。
(allcinemaより引用)
2月公開予定の映画
2/3 仕掛人・藤枝梅安 第一作
【作品情報】
原作 | 池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』 |
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監督 | 河毛俊作 |
脚本 | 大森寿美男 |
主要キャスト | 豊川悦司/片岡愛之助/菅野美穂/小野了/高畑淳子 |
上映時間 | 134分 |
【あらすじ】
江戸の郊外、品川台町で腕がいいと評判の鍼医者、藤枝梅安(豊川悦司)。彼には悪を闇に葬る仕掛人というもう一つの顔があった。
ある日、梅安は仕掛の標的を探るためにある料理屋を訪ねるが、標的となる料理屋のおかみの顔を見た瞬間、梅安は驚く。それは梅安に暗い身の上を思い出させる人物だった。
(シネマトゥデイより引用)
2/3 スクロール
【作品情報】
原作 | 橋爪駿輝『スクロール』 |
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監督/脚本 | 清水康彦 |
脚本 | 金沢知樹 木乃江祐希 |
主要キャスト | 北村匠海/中川大志/松岡茉優/古川琴音/水橋研二 |
上映時間 | 117分 |
【あらすじ】
「この社会で夢など見てはいけない」といった思いの丈をSNSにアップすることで自身を保つ〈僕〉(北村匠海)と、彼の学生時代の友人で刹那的に日々を過ごしてきたユウスケ(中川大志)。そんな二人のもとに、友人だった森が自殺したという報せが届く。
それを機に生きることや愛することを見つめ直す〈僕〉とユウスケ、〈僕〉の書き込みに共感して特別な自分になりたいと願う〈私〉(古川琴音)、ユウスケとの結婚で空虚な心が満たされると考える菜穂(松岡茉優)の時間が入りまじっていく。
(シネマトゥデイより引用)
2/3 すべてうまくいきますように(洋)
【作品情報】
原作 | エマニュエル・ベルンエイムの自伝小説(邦訳なし) |
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監督/脚本 | フランソワ・オゾン |
主要キャスト | ソフィー・マルソー/アンドレ・デュソリエ/ジェラルディン・ペラス/シャーロット・ランプリング/エリック・カラバカ |
上映時間 | 113分 |
【作品解説】
人生を謳歌(おうか)していた85歳のアンドレ(アンドレ・デュソリエ)は脳卒中で倒れて体が不自由になり、娘のエマニュエル(ソフィー・マルソー)に人生を終わらせる手助けをしてほしいと頼む。戸惑う彼女は父の考えが変わることを期待しつつも、合法的な安楽死を支援するスイスの協会と連絡を取り合う。
一方、リハビリによって順調に回復するアンドレは積極的に日々を楽しみ、生きる希望を取り戻したかのようだった。
しかし、彼は自ら定めた最期の日を娘たちに告げ、娘たちは葛藤しながらも父の決断を尊重しようとする。
(シネマトゥデイより引用)
2/10 エゴイスト
【作品情報】
原作 | 高山真『エゴイスト』 |
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監督/脚本 | 松永大司 |
脚本 | 狗飼恭子 |
主要キャスト | 鈴木亮平/宮沢氷魚/中村優子/和田庵/阿川佐和子 |
上映時間 | 120分 |
【あらすじ】
東京の出版社で、ファッション誌の編集者として働く浩輔(鈴木亮平)。自由気ままな日々を送る彼だが、14歳で母を失い、田舎町でありのままの自分を隠しながら思春期を過ごした過去があった。
ある日彼は、シングルマザーである母親を支えながら働く、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い、惹(ひ)かれ合っていく。亡き母への思いを抱える浩輔は、母親に寄り添う龍太に手を差し伸べ、彼を愛する日々に大きな幸せを感じる。
あるとき浩輔は、龍太とドライブの約束をするが、龍太はいつまでたってもやってこなかった。
(シネマトゥデイより引用)
2/10 コンパートメント No.6(洋)
【作品情報】
原作 | ロサ・リクソム『Compartment No.6』 |
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監督/脚本 | ユホ・クオスマネン |
脚本 | アンドニス・フェルドマニス/リヴィア・ウルマン |
主要キャスト | セイディ・ハーラ/ユーリー・ボリソフ/ディナーラ・ドルカーロワ/ユリア・アウグ |
上映時間 | 107分 |
【あらすじ】
1990年代のロシア・モスクワ。フィンランド人留学生のラウラ(セイディ・ハーラ)は北端の地・ムルマンスクにあるペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く予定だったが、大学教授の恋人イリーナ(ディナーラ・ドルカーロワ)にドタキャンされてしまう。
一人で旅立つことになった彼女が寝台列車に乗り込むと、6号コンパートメントには先客のロシア人労働者リョーハ(ユーリー・ボリソフ)がいた。
モスクワの知人たちとは正反対の粗野な彼に嫌悪感を抱くラウラだったが、長い旅を共にするうちに二人は心を通わせていく。
(シネマトゥデイより引用)
2/17 シャイロックの子供たち
【作品情報】
原作 | 池井戸潤『シャイロックの子供たち』 |
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監督 | 本木克英 |
脚本 | ツバキミチオ |
主要キャスト | 阿部サダヲ/上戸彩/玉森裕太/柳葉敏郎/杉本哲太 |
上映時間 | 121分 |
【あらすじ】
ある日、東京第一銀行の小さな支店で、現金が紛失する事件が起きる。
ベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店に勤める愛理(上戸彩)や田端(玉森裕太)と協力して事件の真相を探る。
この支店には、出世コースから外れた支店長の九条(柳葉敏郎)、超パワハラ副支店長・古川(杉本哲太)、嫌われ者の本店検査部の黒田(佐々木蔵之介)らがいた。
(シネマトゥデイより引用)
2/23 少女は卒業しない
【作品情報】
原作 | 朝井リョウ『少女は卒業しない』 |
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監督/脚本 | 中川駿 |
主要キャスト | 河合優実/小野莉奈/小宮山莉渚/中井友望/窪塚愛流 |
上映時間 | 120分 |
【あらすじ】
廃校が決定したある地方都市の高校では、最後の卒業式があと2日後に迫っていた。
卒業生代表で答辞を読むことになった、料理部部長の山城まなみ(河合優実)は、ある思いをどうしても彼氏に伝えられずにいた。
一方、バスケ部の部長である後藤由貴(小野莉奈)は、進路の違いから彼氏と離れることを選択する。
(シネマトゥデイより引用)
2/23 アラビアンナイト 三千年の願い(洋)
【作品情報】
原作 | A・S・バイアット『The Djinn in the Nightingale’s Eye』 |
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監督/脚本 | ジョージ・ミラー |
脚本 | オーガスタ・ゴア |
主要キャスト | イドリス・エルバ/ティルダ・スウィントン |
上映時間 | 108分 |
【あらすじ】
物語や神話を研究するナラトロジー(物語論)の専門家アリシア(ティルダ・スウィントン)は、講演で訪れたトルコのイスタンブールで、美しいガラスの小瓶を手に入れる。
ふたを開けると、巨大な魔人ジン(イドリス・エルバ)が中から現れ、自由にしてくれたお礼に三つの願いをかなえようと彼女に申し出る。
しかし物語の専門家であるアリシアは、魔人の誘いに乗らなかった。
(シネマトゥデイより引用)
3月公開予定の映画
3/10 有り、触れた、未来
【作品情報】
原案 | 齋藤幸男『生かされて生きる 震災を語り継ぐ』 |
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監督/脚本 | 山本透 |
主要キャスト | 桜庭ななみ/碧山さえ/鶴丸愛莉/松浦慎一郎/宮澤佑 |
上映時間 | 132分 |
【あらすじ】
元バンドマンの女性(桜庭ななみ)は事故で恋人を失っていた。がんを患う女性(仙道敦子)は娘の結婚式へ出席したいという願いを胸に、一分一秒でも長く生きたいと闘病を続けている。
自然災害で家族を亡くした女子中学生(碧山さえ)は、自殺願望を抱くようになる。少女の父親(北村有起哉)は妻と息子を亡くしたことで生きる希望を失っていたが、娘のためにも生きていくことを決める。
(シネマトゥデイより引用)
3/10 ひとりぼっちじゃない
【作品情報】
監督/脚本/原作 | 伊藤ちひろ『ひとりぼっちじゃない』 |
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主要キャスト(声) | 井口理/馬場ふみか/河合優実/相島一之/高良健吾 |
上映時間 | 135分 |
【あらすじ】
他者とのコミュニケーションが苦手な歯科医師のススメ(井口理)。あるとき、彼はマッサージ店で働く宮子(馬場ふみか)に恋をする。
部屋に鍵をかけなかったり、突然連絡が取れなくなったりと、とらえどころのない宮子だが、ススメは彼女と抱き合うことで自身を縛る自意識が消えていくように感じていた。自分を理解してくれる彼女の存在を喜ぶ一方で、謎の多い宮子を理解できずに悩むススメ。
そこへ、宮子の友達である蓉子(河合優実)が現れ、彼女の身に起きた驚がくの出来事を彼に話す。
(シネマトゥデイより引用)
3/10 美しい彼 special edit version
【作品情報】
原作 | 凪良ゆう『美しい彼』 |
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監督 | 酒井麻衣 |
脚本 | 坪田文 |
主要キャスト | 萩原利久/八木勇征/高野洸/坪根悠仁/櫻井健人 |
上映時間 | 132分 |
【あらすじ】
吃音症を抱え、幼い頃から周囲になじめずにいた高校3年生の平良一成は、学校のカースト頂点に君臨する美貌のクラスメイト・清居奏に一目ぼれする。
平良を突き放し続ける清居だったが、常に自分だけに熱い視線を向けてくる平良に、次第にひかれていく。
(映画.comより引用)
3/17 わたしの幸せな結婚
【作品情報】
原作 | 顎木あくみ『わたしの幸せな結婚』 |
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監督 | 塚原あゆ子 |
脚本 | 菅野友恵 |
主要キャスト | 目黒蓮/今田美桜/高橋努/山口紗弥加/髙石あかり |
上映時間 | 115分 |
【あらすじ】
継母と義理の妹に使用人のごとく扱われていた斎森美世(今田美桜)は、ある名家の当主である久堂清霞(目黒蓮)と結婚することになる。清霞は美貌の持ち主ながら冷酷非道な性格で、何人もの婚約者候補たちが逃げ出していた。
美世は清霞に接するうち彼がうわさされるような人物ではないことに気づき、清霞もまた美世がこれまでのしたたかな女性たちとは違うと感じるようになる。
(シネマトゥデイより引用)
3/17 メグレと若い女の死(洋)
【作品情報】
原作 | ジョルジュ・シムノン『メグレと若い女の死』 |
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監督/脚本 | パトリス・ルコント |
脚本 | ジェローム・トネール |
主要キャスト | ジェラール・ドパルデュー/ジャド・ラベスト/メラニー・ベルニエ/オーロール・クレマン/アンドレ・ウィルム |
上映時間 | 89分 |
【あらすじ】
1953年のパリ。モンマルトルのヴァンティミーユ広場で若い女性の刺殺体が発見される。遺体には5か所の刺し傷があり、身元を特定できる所持品は何もなく、事件の目撃者もいなかった。
捜査を依頼されたメグレ警視(ジェラール・ドパルデュー)は、被害者が身に着けていた高級なイブニングドレスを唯一の手掛かりに、被害者の身元と人生を調査し事件の真相に迫っていく。
(シネマトゥデイより引用)
3/24 雑魚どもよ、大志を抱け!
【作品情報】
原作 | 足立紳『弱虫日記』 |
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監督/脚本 | 足立紳 |
脚本 | 松本稔 |
主要キャスト | 池川侑希弥/田代輝/白石葵一/松藤史恩/岩田奏 |
上映時間 | 145分 |
【あらすじ】
昭和末期、とある地方の町。がんの手術で片方の乳房をなくしたロうるさい母親・佳子(臼田あさ美)と寡黙な父親・作郎(浜野謙太)のもとで育った小学6年生の高崎瞬(池川侑希弥)は、遊びやいたずらに夢中な日々を送っていた。
前科のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代輝)、映画監督を目指すいじめられっ子の西野(岩田奏)など、仲間たちが抱えているさまざまな背景を知り、彼らと衝突する中で、瞬は少しずつ成長する。
(シネマトゥデイより引用)
3/24 ロストケア
【作品情報】
原作 | 葉真中顕『ロスト・ケア』 |
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監督/脚本 | 前田哲 |
脚本 | 龍居由佳里 |
主要キャスト | 松山ケンイチ/長澤まさみ/鈴鹿央士/坂井真紀/戸田菜穂 |
上映時間 | 114分 |
【あらすじ】
ある民家で老人と介護士の死体が発見され、死亡した介護士と同じ訪問介護センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)が捜査線上に浮かぶ。彼は献身的な介護士として利用者家族からの評判も良かったが、検事の大友秀美(長澤まさみ)は斯波が勤める施設で老人の死亡率が異様に高いことに気付く。
そこで何が起きているのか、真相を明らかにすべく奔走する彼女に、斯波は老人たちを殺したのではなく救ったのだと主張する。彼の言説を前に、大友は動揺する。
(シネマトゥデイより引用)
3/31 らくだい魔女 フウカと闇の魔女
【作品情報】
原作 | 成田サトコ/千野えなが「らくだい魔女」シリーズ |
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監督 | 浜名孝行 |
脚本 | 吉村清子 |
主要キャスト(声) | 井上ほの花/田村睦心/石見舞菜香/小野賢章/佐倉綾音 |
上映時間 | 60分 |
【あらすじ】
銀の城のプリンセスで、失敗ばかりの見習い魔女・フウカが、城の地下室に眠る「黒の腕輪」の封印を解いてしまったことから、かつて世界を滅ぼそうとして封じ込められた闇の魔女が復活する。
闇の魔女の魔法で異世界に飛ばされたフウカとチトセ、カリンの前に、わなが至るところにある怪しい遊園地が出現する。
(シネマトゥデイより引用)
4月公開予定の映画
4/7 仕掛人・藤枝梅安 第二作
【作品情報】
原作 | 池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』 |
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監督 | 河毛俊作 |
脚本 | 大森寿美男 |
主要キャスト | 豊川悦司/片岡愛之助/菅野美穂/小野了/高畑淳子 |
上映時間 | 119分 |
【あらすじ】
江戸の鍼医者で仕掛人の藤枝梅安(豊川悦司)は、相棒の彦次郎(片岡愛之助)と京都に向かう。彦次郎は道中、妻と子を死に追いやった浪人・井坂惣市(椎名桔平)を見かける。
京都に到着した梅安は元締に彦次郎の敵の殺しを頼まれるが、そのとき梅安は自身と因縁のある浪人・井上半十郎(佐藤浩市)とすれ違う。
(シネマトゥデイより引用)
4/7 美しい彼~eternal~
【作品情報】
原作 | 凪良ゆう『美しい彼』 |
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監督 | 酒井麻衣 |
脚本 | 坪田文 |
主要キャスト | 萩原利久/八木勇征/高野洸/仁村紗和/和田聰宏 |
上映時間 | 103分 |
【あらすじ】
平良一成(萩原利久)は、無口で友達もいないクラスカーストの最底辺にいる高校3年生。ある時、彼はクラスの頂点に君臨する清居奏(八木勇征)に心を奪われる。清居が率いるグループの使い走りをさせられながらも、清居に忠誠を尽くすことに喜びを感じる平良。
一方の清居も平良にサディスティックな対応をしながら、彼から愛されたいという欲求を隠していた。紆余(うよ)曲折の末に恋人同士になって新生活をスタートさせた二人だが、さまざまな問題が降りかかる。
(シネマトゥデイより引用)
4/14 幻滅(洋)
【作品情報】
原作 | オノレ・ド・バルザック『幻滅 メディア戦記』 |
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監督/脚本 | グザヴィエ・ジャノリ |
脚本 | ジャック・フィエスキ |
主要キャスト | バンジャマン・ボワザン/セシル・ドゥ・フランス/バンサン・ラコスト/グザビエ・ドラン/ジャンヌ・バリバール |
上映時間 | 149分 |
【あらすじ】
19世紀前半のフランス・パリ。恐怖政治の時代が終えんを迎え、人々は自由と享楽を謳歌(おうか)していた。詩人としての成功を夢見る青年リュシアン(バンジャマン・ヴォワザン)は、貴族の人妻ルイーズと共に田舎から上京する。
新聞記者の仕事を得たリュシアンだったが、金のために魂を売る同僚たちに影響され、虚飾と快楽にまみれた世界に溺れていく。
(シネマトゥデイより引用)
4/14 ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
【作品情報】
原作 | 大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 |
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監督/脚本 | 金子由里奈 |
脚本 | 金子鈴幸 |
主要キャスト | 細田佳央太/駒井蓮/新谷ゆづみ/細川岳/真魚 |
上映時間 | 109分 |
【作品解説】
『21世紀の女の子』『眠る虫』で注目を集めた金子由里奈監督による長編商業デビュー作にして、「おもろい以外いらんねん」「きみだからさびしい」をはじめ繊細な感性で話題作を生み出し続けている小説家・大前粟生氏にとって初の映像化作品。
『町田くんの世界』以来の映画主演作となる細田佳央太、『いとみち』の駒井蓮、『麻希のいる世界』の新谷ゆづみをはじめ、フレッシュなキャストが競演。
京都のとある大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、”男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手な大学生・七森、七森と心を通わす麦戸、そして彼らを取り巻く人びとを描く。(公式サイトより引用)
4/29 放課後アングラーライフ
【作品情報】
原作 | 井上かえる『女子高生の放課後アングラーライフ』 |
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監督/脚本 | 城定秀夫 |
主要キャスト | 十味/まるぴ/森ふた葉/平井珠生/宇野祥平 |
上映時間 | - |
【作品解説】
高校生の追川めざし(十味)は、同級生からイジメのターゲットにされたことに苦しみ、関西の高校に転校する。
登校初日、めざしは同じクラスの白木須椎羅(まるぴ)に彼女が会長を務める海釣り同好会「アングラ女子会」へ半ば強引に入会させられる。
めざしはクールな汐見凪(森ふた葉)と勝気な間詰明里(平井珠生)から釣りの基本を教わって釣りの楽しさを知ると同時に、楽しい雰囲気にあふれた同好会に居心地の良さを感じていく。
(シネマトゥデイより引用)
5月公開予定の映画
5/5 銀河鉄道の父
【作品情報】
原作 | 門井慶喜『銀河鉄道の父』 |
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監督 | 成島出 |
脚本 | 坂口理子 |
主要キャスト | 役所広司/菅田将暉/森七菜/豊田裕大/坂井真紀 |
上映時間 | 128分 |
【あらすじ】
岩手県で質屋を営む宮沢政次郎の長男・賢治は家業を継ぐ立場でありながら、適当な理由をつけてはそれを拒んでいた。
学校卒業後は農業大学への進学や人工宝石の製造、宗教への傾倒と我が道を突き進む賢治に対し、政次郎は厳格な父親であろうと努めるもつい甘やかしてしまう。
やがて、妹・トシの病気をきっかけに筆を執る賢治だったが……。
(映画.comより引用)
5/27 タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。
【作品情報】
原作 | ごとうしのぶ『長い長い物語の始まりの朝。』 |
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監督 | 横井健司 |
脚本 | 金杉弘子 |
主要キャスト | 森下紫温/加藤大悟/中山咲月/高橋璃央/野口友輔 |
上映時間 | 77分 |
6月公開予定の映画
6/2 渇水
【作品情報】
原作 | 河林満『渇水』 |
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監督 | 高橋正弥 |
脚本 | 及川章太郎 |
主要キャスト | 生田斗真/門脇麦/磯村勇斗/山崎七海/尾野真千子 |
上映時間 | 100分 |
【あらすじ】
市の水道局に勤める岩切俊作は、水道料金を滞納している家庭や店舗を回り、料金徴収および水道を停止する「停水執行」の業務に就いていた。
日照り続きの夏、市内に給水制限が発令される中、貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々を送る俊作。妻子との別居生活も長く続き、心の渇きは強くなるばかりだった。
そんな折、業務中に育児放棄を受けている幼い姉妹と出会った彼は、その姉妹を自分の子どもと重ね合わせ、救いの手を差し伸べる。
(映画.comより引用)
6/23 青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない
【作品情報】
原作 | 鴨志田一『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』 |
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監督 | 増井壮一 |
脚本 | 横谷昌宏 |
主要キャスト(声) | 石川界人/瀬戸麻沙美/久保ユリカ/東山奈央/種崎敦美 |
上映時間 | - |
6/23 大名倒産
【作品情報】
原作 | 浅田次郎『大名倒産』 |
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監督 | 前田哲 |
脚本 | 丑尾健太郎/稲葉一広 |
主要キャスト | 神木隆之介/杉咲花/松山ケンイチ/小日向文世/宮崎あおい |
上映時間 | 120分 |
【あらすじ】
江戸時代の越後・丹生山藩。鮭役人の子・間垣小四郎(神木隆之介)の家に大勢の役人が現れ、彼は自分が徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎ・松平小四郎であることを知る。
実の父である一狐斎(佐藤浩市)は、小四郎を藩主にして隠居。庶民から殿様となった彼は幸運をつかんだかのように見えたが、実は丹生山藩は25万両(約100億円)もの借金を抱えていた。
困惑する小四郎に、一狐斎は「大名倒産」を命じる。返済日に藩の倒産を宣言し、借金を踏み倒してしまえば皆が救われるというのだった。
(シネマトゥデイより引用)
7月公開予定の映画
7/7 交換ウソ日記
【作品情報】
原作 | 櫻いいよ『交換ウソ日記』 |
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監督 | 竹村謙太郎 |
脚本 | 吉川菜美 |
主要キャスト | 高橋文哉/桜田ひより |
上映時間 | - |
シリーズ累計発行部数50万部突破、いま最もティーンに支持されている、櫻いいよによる青春小説「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫)が実写映画化!
学校イチのモテ男子で、思ったことをはっきりと口にするド直球な性格の瀬戸山潤を演じるのは、本作が恋愛映画初主演となる、いま最も勢いがある俳優、高橋文哉。つい空気を読みすぎてしまう不器用女子で、一見大人しく見られるが実はヘヴィロック好きという意外なギャップを持つヒロイン・黒田希美を演じるのは、Sevevteenの専属モデルとしても活躍、つい先日卒業が発表されたばかりの桜田ひより。
(映画『交換ウソ日記』公式サイトより引用)
7/14 アイスクリームフィーバー
【作品情報】
原案 | 川上未映子『アイスクリーム熱』 |
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監督 | 千原徹也 |
脚本 | 清水匡 |
主要キャスト | 吉岡里帆/モトーラ世理奈/詩羽/南琴奈/片桐はいり |
上映時間 | - |
川上未映子さんの短編小説集「愛の夢とか」にある「アイスクリーム熱」を原案とする本作。
アイスクリーム屋のアルバイト・常田菜摘を吉岡、アイスクリーム屋の常連客である作家・橋本佐保をモトーラ世理奈、菜摘のアルバイトの後輩・桑島貴子を詩羽(水曜日のカンパネラ)、アイスクリーム屋の近所の銭湯に通う高嶋優を松本まりかが演じます。
8月公開予定の映画
8/11 リボルバー・リリー
【作品情報】
原作 | 長浦京『リボルバー・リリー』 |
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監督/脚本 | 行定勲 |
脚本 | 小林達夫 |
主要キャスト | 綾瀬はるか/長谷川博己/シシド・カフカ/古川琴音/豊川悦司 |
上映時間 | - |
男たちが乱れ狂った時代に、咲き誇れ!
映画史上最強のダークヒロインここに降臨「“小曽根百合”のところにいけ!」
少年と出逢い、現在が目覚め、
S&W M1917 リボルバーを握り、未来が覚醒する。
1924年帝都・東京。
欲望が剥きだしになった人間たちの思惑が交錯するなか、
明日の「生」に向けた伝説が幕を開ける――。(映画『リボルバー・リリー』公式サイトより引用)
9月公開予定の映画
9/1 こんにちは、母さん
【作品情報】
原作 | 永井愛『こんにちは、母さん』 |
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監督/脚本 | 山田洋次 |
脚本 | 朝原雄三 |
主要キャスト | 吉永小百合/大泉洋/永野芽郁/YOU/寺尾聰 |
上映時間 | - |
【あらすじ】
大企業の人事部長として気苦労が絶えず、家庭内でもさまざまな問題に頭を悩ませている神崎昭夫(大泉洋)は、不意に母・福江(吉永小百合)が暮らす東京の下町の実家を訪ねる。
久々に会った母の様子は以前と違っており、地味だったはずの母は華やかないでたちで生き生きと活動し、さらに恋愛までしているようだった。
実家にも自分の居場所がなく複雑な思いを抱く昭夫だったが、親切な下町の住民や母の意外な一面を知る中で、これまで見失っていたことに気付かされる。
(シネマトゥデイより引用)
9月公開予定 スイート・マイホーム
【作品情報】
原作 | 神津凛子『スイート・マイホーム』 |
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監督 | 齊藤工 |
脚本 | 倉持裕 |
主要キャスト | 窪田正孝/蓮佛美沙子/奈緒/中島歩/窪塚洋介 |
上映時間 | 113分 |
【あらすじ】
冬の寒さが過酷な長野。スポーツインストラクターの清沢賢二(窪田正孝)は、1台のエアコンで家全体を暖められるという「まほうの家」のモデルハウスに興味を抱き、寒さが苦手な妻と娘のため、その家を建てることを決める。
やがて新居が完成し、さらに次女も授かって一家は幸せの絶頂にいた。
しかし、新居に住み始めた直後から、不可解な出来事が次々と起こり始める。
(シネマトゥデイより引用)
10月公開予定の映画
10/20 おまえの罪を自白しろ
【作品情報】
原作 | 真保裕一『おまえの罪を自白しろ』 |
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監督 | 水田伸生 |
脚本 | 久松真一 |
主要キャスト | 中島健人/堤真一 |
上映時間 | - |
政治家一族の宇田家を襲った、孫娘誘拐事件。
犯人からの要求は、身代金ではない-
「明日夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ。」それは決して明かすことが許されない、国家が揺るがす”罪”だった…。
中島健人×堤真一 初タッグで贈る、前代未聞のタイムリミットサスペンス!
(松竹公式サイトより引用)
11月公開予定の映画
11/10 法廷遊戯
【作品情報】
原作 | 五十嵐律人『法廷遊戯』 |
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監督 | 深川栄洋 |
脚本 | 松田沙也 |
主要キャスト | 永瀬廉/杉咲花/北村匠海 |
上映時間 | - |
【あらすじ】
法律家になることを志した三人の若者。一人は弁護士となり、一人は被告人となり、一人は命を落とした──謎だけが残されたまま。
ロースクールに通う久我清義と織本美鈴は法曹の道を目指し、自分たちの「過去」を告発する差出人不明の手紙を受け取った。その後、彼らの周りで不可解な事件が続き、清義が相談を持ちかけたのが異端の天才ロースクール生・結城馨だった。三人は真相を追うが、それぞれの道が予想外の方向に分かれていく…。
時期未定の映画
春頃公開: ストレンジ
夏秋頃公開予定: フィリピンパブ嬢の社会学
秋頃公開予定: 美作物語~風を奏でる君へ~
秋頃公開予定:アナログ
冬頃公開予定: 屋根裏のラジャー
公開日未定の映画
アイゼンフリューゲル
赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(Netflixで配信予定)
家出レスラー
炎上する君
オーバーロード 完全新作劇場版
シーソーモンスター
女子大小路の名探偵
青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない
正欲
ソードアート・オンライン オリジナル劇場
デューン パート2(原題)(洋)
中洲の子ども
パディントン3(洋)
春に散る
レンタル・ファミリー
笑いのカイブツ
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2023年に公開が予定されいる映画を紹介してきました。
映像化された作品は、原作小説と違ったコンセプトを感じるもの、物語構造そのものが違うものなど新たな作品として誕生します。
そのために原作のある映画はいつの時代も賛否あり、話題にもなります。その辺りも含めて楽しめるのである意味コスパ良いともいえるコンテンツになっています。
どうぞ原作小説と合わせて楽しんでください。
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