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【ロケ地情報有】映画『アイスクリームフィーバー』の魅力を徹底解説

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映画『アイスクリームフィーバー』は、芥川賞作家・川上未映子さんの「アイスクリーム熱」を原案に、世代の異なる4人の女性の思いが交錯する姿をつづったラブストーリーです。様々なフィールドで活躍するアートディレクター・千原徹也さんの初監督作で、斬新でエモーショナル映像作品としても注目が集まります。

この記事では、映画『アイスクリームフィーバー』の魅力を伝えるべく

✅原作小説について

✅映画の見どころを分かりやすく

✅どんなスタッフが作っているのか

✅魅了溢れるキャスト

✅気になるロケ地の紹介

原作ファンや映画ファン必見の情報が盛り沢山となっていますので、是非最後まで読んで、映画の魅力をより深く味わってください。

ねこくん
ねこくん
ネタバレないので安心して読んでね。

 

1.原案小説について

1-1.原案となった「アイスクリーム熱」の概要

映画『アイスクリームフィーバー』は、川上未映子さんの短編集「愛の夢とか」内に収録されている「アイスクリーム熱」を原案にしています

『愛の夢とか』には「アイスクリーム熱」「愛の夢とか」「いちご畑が永遠につづいてゆくのだから」「日曜日はどこへ」「三月の毛糸」「お花畑自身」「十三月怪談」という7つの短編小説が収録されおり、「アイスクリーム熱」は冒頭作品として収録されています。

短編集「愛の夢とか」は、2013年に谷崎潤一郎賞を受賞しています。

 

1-2.原案となった「アイスクリーム熱」の魅力

短編集「愛の夢とか」の川上未映子さんが書く小説は、あふれる感情表現で切ない結末となっている作品が多いのに何故か記憶に残る不思議な物語が魅力です。

「アイスクリーム熱」は、9ページという短い物語で、主人公・常田菜摘(吉岡里帆)と彼しか登場しません。かなり短い作品なので、感想と言われも・・・となってしまうぐらい超短編です。

登場人物は名前もない<私>と<彼>だけで、<私>が一方的に好きになって押しかけていくということ以外、特に大きな事件もありません。

ねこくん
ねこくん
映画では〈私〉と〈私〉の恋が描かれる。原作と違う視点の作品になるよ。

リズミカルで詩的な文体と独特な世界観が特徴である川上未映子さんの小説が、どんな映像となって表現されるかが見どころのひとつとなっています。

 

2.映画『アイスクリームフィーバー』の作品情報

甘く、柔く、儚い、あこがれにも似た“想い”――。
「好き」と気軽に口にできないほど微かで淡く、でも抗えない“衝動” ――。
切なくも爽やかな余韻を残す
至極のアイスクリームのような恋物語。 (公式サイトより引用)

 

2-1.映画版の製作情報と見どころ

短編小説「アイスクリーム熱」を原案に、10代~30代の4人の女性が織りなす“想い”と“人生”が交錯する新感覚なラブストーリー。

異空間にあるような小さなアイスクリーム屋。昔ながらの銭湯。雑然とした街並み。そんなエモさを感じさせるノスタルジックな映像と、現代的なアートスタイルが融合した何とも言えない魅力が最大の見どころとなっています。

 

2-2.映画『アイスクリームフィーバー』のあらすじ

常田菜摘(吉岡里帆)はデザイン会社に就職したが仕事がうまくいかず、今はアイスクリーム店のバイト長として働いている。

あるとき、菜摘は店を訪れた作家・橋本佐保(モトーラ世理奈)に運命的なものを感じ、彼女のことが頭から離れなくなる。菜摘の後輩・桑島貴子(詩羽)は、そんな彼女に対して複雑な感情を抱く。

一方、アイスクリーム店の近所に暮らす高嶋優(松本まりか)は、久しく連絡を取っていなかった姉・高嶋愛(安達祐実)の娘・美和(南琴奈)の突然の訪問を受け、彼女と共同生活を始める。 (シネマトゥデイより引用)

 

 

2-3.スタッフの紹介

原案川上未映子「アイスクリーム熱」
監督・製作・エグゼクティブプロデューサー千原徹也
脚本清水匡
撮影今城純
音楽田中知之
主題歌吉澤嘉代子「氷菓子」

広告やファッション、テレビドラマや企業ブランディングなど、さまざまなシーンで活躍する千原徹也さんの初監督作品です。「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築し、やり方にとらわれない手法で挑んだ意欲作です。

映画『アイスクリームフィーバー』の主題歌は、吉澤嘉代⼦さんによる書き下ろしの楽曲「氷菓⼦」です。吉澤嘉代⼦さんは、モトーラ世理奈演じる佐保の隣⼈である“オトナリさん”役として出演しています。

 

2-4. 主要な登場人物の紹介

2-4-1.常田菜摘(吉岡里帆)

20代後半、夢を諦めかけている。美⼤卒業後、デザイン会社に就職するが馴染めず、アイスクリーム屋のアルバイト長として日々を送っている。アイスクリームをきっかけに、佐保(モトーラ世理奈)と出会う。

 

2-4-2.橋本佐保(モトーラ世理奈)

20代前半、人生に怯えて一歩踏み出せない。アイスクリーム屋の常連客で作家。

 

2-4-3.桑島貴子(詩羽(水曜日のカンパネラ))

10代後半、まだ恋が何かも知らない。菜摘(吉岡里帆)のアルバイトの後輩。

 

2-4-4.高嶋優(松本まりか)

30代後半、人生のわだかまりに蓋をしている。仕事が生きがいで、家族とのわだかまりを払拭するかの如く仕事に打ち込み「仕事」とその帰りに立ち寄る「銭湯」での時間を生きがいにしている

 

2-4-5.⾼嶋美和(南琴奈)

15歳の中学3年⽣。⺟親を事故で亡くしており、家を出ていった⽗親を探すため、夏休みを利⽤して叔⺟の優(松本まりか)を頼って上京する。

 

2-4-6.⾼嶋愛(安達祐実)

優の姉。姉妹間で起きた“ある出来事”がきっかけで、愛と優の⼼には⼤きなわだかまりが残っている。

 

2-4-7.古川イズミ(後藤淳平(ジャルジャル))

美和の父親(南琴奈)。自由奔放で掴みどころがない。

 

2-4-8.中⾕清也(はっとり(マカロニえんぴつ))

アイスクリーム屋のある街に引っ越してきた男。

 

2-4-9.薫(コムアイ)

主⼈公・菜摘(吉岡里帆)の元同僚。菜摘のデザイナーとしての才能を認める良き理解者。

 

2-4-10.荒川直⼦(MEGUMI)

菜摘(吉岡里帆)たちが働くアイスクリーム屋のオーナー。

 

2-4-11.その他の登場人物

・銭湯の主人・春恵…片桐はいり

・双⼦の⾚ちゃんのママ…もも(チャラン・ポ・ランタン)
アイスクリーム屋の客。

・マリ…藤原⿇⾥菜
優が⾏きつけの銭湯の店員。

・安藤ほのか…新井郁
優の会社の後輩。

・卓球場の店員…ナツ・サマー

ねこくん
ねこくん
個性的で魅力的なキャストが多いね。

 

3.映画『アイスクリームフィーバー』のロケ地を紹介

3-1.株式会社両備システムズ

松本さんが演じる高嶋優の勤務先としてロケが行われました。

女性の視点で描く映画撮影のため、千原徹也監督の知人から紹介いただいたことから、一部のシーンを当社オフィスで撮影を行うことに繋がりました。


□〒700-0907 岡山県岡山市北区下石井

 

3-2.猿田彦珈琲・恵比寿本店

常田菜摘(吉岡里帆)と桑島貴子(詩羽)が働いているアイスクリーム屋「SHIBUYA MILION ICE CREAM」のロケ地として猿田彦珈琲恵比寿本店が使われました。映画を彩るアイスクリームの製作にも携わっています。



□〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目6−6 斎藤ビル 1階

 

3-3.小杉湯

高嶋優(松本まりか)が通う銭湯として使われました。



□〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3丁目32−17

 

ねこくん
ねこくん
映画の世界観に合わせた選りすぐりのロケ地もチェックしていこう! 

 

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