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【ロケ地を全網羅】実写映画「キングダム4」までの撮影場所をまとめて紹介!

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邦画実写映画の中で未曾有のヒットを続け、三作連続で興行収入50億円を超える「キングダム」シリーズ。そのシリーズ最終章として公開する第四弾『キングダム 大将軍の帰還』が話題を集めています。

この記事では「キングダム」シリーズを、より楽しむため撮影に使われたロケ地を徹底紹介します。

ねこくん
ねこくん
パート4までのロケ地を一気に紹介するよ!

 

映画の舞台裏を知ることで、作品の魅力をさらに深く味わっていただけることでしょう。

もくじ
  1. 1.第一弾『キングダム』のロケ地まとめ
  2. 3.まとめ

1.第一弾『キングダム』のロケ地まとめ

その壮大なスケールを支えた魅力的なロケ地を、第一弾から順にご紹介します。

2019年に公開された第一弾『キングダム』は、日本国内のみならず中国で大掛かりのロケが行われました。

多くのファンが各地で聖地巡礼をして、さらにキングダムワールドを盛り上げました。

『キングダム』の公開当初は、大ヒット漫画の実写化ということもあり賛否両論の声があがっていましたが、公開されると原作の再現度や重厚な人間ドラマに大ブームを巻き起こりました。

ねこくん
ねこくん
原作者の原泰久さんも脚本として参加しているんだよ。

 

1.1中国の撮影地

1.1.1.象山平原:オープニングシーンなど

第一弾『キングダム』の撮影期間は約2か月、そのうち20日間を中国で撮影しました。

この平原は象山影視城から車で40分ほどの場所にあり、映画のクランクインの場所でもあります。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2019映画「キングダム」製作委員会

馬100頭が駆けるシーンは圧巻で、約1万人の中国人エキストラが参加して撮影されました。さらに製作スタッフが700人という大掛かりな撮影となりました。

 

1.1.2.象山影視城:秦国の王都「咸陽宮」

中華人民共国浙江省寧波市象山県にある映画村。
日本でいう京都の「東映太秦映画村」的な場所で、多くの映画やドラマの撮影場所としてつくられた施設です。歴史的建造物風の建物が建てられています。

観光できるよう一般にも公開しており、キングダムの世界をリアルに味わう最高の場所です。

中国本土で撮影された臨場感ある映像もヒットの要因となっています。

いぬくん
いぬくん
中国で撮影されたシーンは「本物」をビシビシ感じるよ!

 

 

1.2日本の撮影地

1.2.1.夢☆大地グリーンバレー(熊本県):信と漂が稽古していた場所

少年期の信と漂が稽古していたシーンや昌文君と出会うシーン。その後、ひとりとなった信が鍛錬していた印象深いシーンもこの場所で撮影されました。

 

1.2.2.裾野市須山十里木(静岡県):信と漂が住んでいた「里典の家」

信と漂が奴隷として過ごしていた場所(里典の家)。漂が信にふたりの夢を託す重要なシーンはここで撮影されました。
ここは富士山のふもとですが、映画では富士山を消しているので映ってないです。

 

1.2.3.鋸南町(千葉県):朱凶との決闘場所

成蟜が放った暗殺者・朱凶と信が戦った場所。朱凶との戦いは鬼気迫る名シーンとなりました。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2019映画「キングダム」製作委員会

この町は映画撮影誘致に力を入れていて、映画『テルマエロマエ』など多くのロケ地となっています。

 

1.2.4.富士宮市(静岡県):信と嬴政と河了貂が洞窟を歩くシーン

河了貂の案内で入った洞窟のシーンを撮影した場所。嬴政(えいせい)が佇む印象に残るシーンもこの場所です。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2019映画「キングダム」製作委員会

 

1.2.5.若竹の杜 若山農場(栃木県):ムタと戦った場所

竹林に囲まれた場所ですが、実際にはかなり整備されたところでゆっくり過ごせるスポットになっています。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2019映画「キングダム」製作委員会

映画『るろうに剣心』のロケ地としても有名です。

 

1.2.6.雄川の滝(鹿児島県):秦王・穆公の別荘地

追っ手から逃げ込んだ三人(信と嬴政と河了貂)が昌文君と落ち合った場所。建物は実際にはないです。

 

1.2.7.神々溝(宮崎県):信たちが山の民たちに捕まったシーン

都城市の北西部にある神々溝(かんがみぞ)。
猿田彦命が神々を迎え入れるために築いた場所。神秘的な場所で映画の雰囲気にピッタリでした。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2019映画「キングダム」製作委員会

 

1.2.8.大谷資料館(栃木県):ランカイとの決闘シーン

ランカイと信が戦うシーンにつかわれた場所。

撮影場所は一般非公開のようですが、採掘場は見学できるところもあるので雰囲気は十分楽しむことができます。

 

ねこくん
ねこくん
パート1のロケ地は今でも巡礼される聖地となってるんだ。

 

 

2.『キングダム 大将軍の帰還』を含めたパート2からパート4までのロケ地まとめ

第二弾となる『キングダム2 遥かなる大地へ』では、コロナショックという未曾有の事態となり、日本と中国で別々に撮影を行いました。さらに「パート4」となる『キングダム 大将軍の帰還』まで一気に撮影するという前代未聞の撮影規模で行われました。

撮影時期は、2020年6月〜2021年10月と長丁場の撮影でした。

いぬくん
いぬくん
コロナの影響で多くの映画が中止・延期となったんだよね。

 

2.1.中国とのリモート撮影

2019年夏に、第二弾となる『』のメインとなる「蛇甘(だかん)平原の戦い」の撮影のために中国へ行き、撮影場所を決めていました。
しかし、新型コロナの影響で中国ロケは中止となり、リモート撮影という映画史上でも類を見ないことにチャレンジすることになりました。

撮影方法は、日本チームと中国チームがワンカットずつ確認と撮影をしながら進めました。気が遠くなるような撮影期間は45日で、スタッフとエキストラが1000人ほどという大掛かりな撮影となりました。中国での撮影は実際に100頭ほどの馬を使って撮影されています。

コロナの影響で他の映画撮影が軒並み中止になる中で、このチャレンジには感服するしかありませんね。

こういった事情を考えても、パート2からパート4までを同時期に撮影していたんじゃないかと思います。

ねこくん
ねこくん
中国の撮影チームもかなりすごい人たち関わっているんだ。

 

『キングダム 大将軍の帰還』のクライマックスである「馬陽の戦い」で、飛信隊たちの合戦があった山あいは中国で撮影したもの。そこに日本で撮った様々な場所やグリーンバックで撮影したシーンをはり合わせて作ったものです。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2024映画「キングダム」製作委員会

 

2.2.日本国内での撮影

2.2.1.東御市鞍掛(長野県):信たちが大規模な戦場で活躍するシーン

この場所は、グーグルアースを使って探したようです。3カ月間、縦12m・横100mのグリーンバックで撮影をしました。グリーンバックで撮影したものを中国で撮影したものと結合させました。

出典元:長野県東御市(公式)

大規模な戦闘シーンを多く撮影しました。

 

『キングダム 大将軍の帰還』では、信と同郷の尾到が語り合う重要なシーンも撮影されました。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2024映画「キングダム」製作委員会

日本アルプスが広がる東御市では長期間ロケが行われました。

 

2.2.2.富士見町(長野県):山林が多く狭い場所での戦闘シーン

長野県と山梨県の県境にある富士見町の「西学林」という山林が印象的な場所です。

『キングダム2遥かなる大地へ』で、羌瘣が仲間のために必死に戦うシーンなどを撮影しました。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2022映画「キングダム」製作委員会

 

2.2.3.いわき市三和町(福島県):多くの戦場での会話シーン

信が壁や羌瘣と話すシーンに使われ、宇宙岩と言われる場所が印象的で、作中に何度も映っています。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2022映画「キングダム」製作委員会

この場所は「キングダム」の聖地となるほど有名な場所となりました。※現在は立ち入り禁止となっています。

 

2.2.4.神戸市北区白水峡(兵庫県):「馬陽の戦い」の戦場

『キングダム2遥かなる大地へ』のラストシーンで渕(えん)さんが信を王騎の城に案内するシーン。『キングダム運命の炎』では、「馬陽の戦い」のシーンの多くがこの場所で撮影されました。

(C) 原泰久/集英社 (C) 2023映画「キングダム」製作委員会

エキストラ約100人が参加した撮影は5日間にわたって行われました。ここは普段立ち入り禁止場所となっています。

 

 

2.2.5.栃木市の岩船山(栃木県)

『キングダム2遥かなる大地へ』の羌瘣の回想シーンで、「祭」が行われた場所。

第四弾『キングダム 大将軍の帰還』もこの場所で多くのシーンを撮影しました。

 

2.2.6.赤穂市福浦の採石場跡地(兵庫県)

幅90メートル、奥行き100メートル、深さ20メートルある大きな穴。この採石場跡では、信が王騎の命令で「飛矢」のごとく馮忌(ふうき)を討った場所。

撮影時期は2021年4月中頃に行われました。

 

いぬくん
いぬくん
コロナ禍での撮影はかなり大変だっただろうね。

 

 

 

3.まとめ

3.1.パート1からパート4までの撮影場所まとめ

第一弾『キングダム』では、中国と日本各地で大掛かりなロケが行われました。ロケ地には多くのファンも訪れることとなり、各地で大いに盛り上がりました。

しかしパート2からパート4ではコロナの影響で中国でのロケは中止となり、中国と日本での撮影を別々で行い、結合させるという前代未聞の撮影方法が実施されました。

それでも魅力的で雰囲気あるロケ地は多くあります。

今回紹介したロケ地を巡礼して、より深く「キングダム」の世界を味わってください。

 

3.2続編(パート5)の撮影場所はどこなのか

映画『キングダム』シリーズは、原作を忠実に再現しつつもリアルに映像化したことにより、日本中を巻き込む大ヒットとなりました。

パート2からパート4まではコロナ禍ということもあり、CGやVFXの力を借りてより美麗な映像で観る人に圧倒的な映像体験を与えてくれました。

コロナの影響が薄れた今であれば、パート5からの撮影は中国は外せない場所となるでしょう。パート1で使われた象山影視城や象山平原あたりは再度ロケ地として使われかもしれませんね。

パート5の情報は現時点で公式から何も発表されておらず未確定です。情報が入り次第、記事を更新していく予定です。

ねこくん
ねこくん
続編があるんだったら、撮影は今まで以上のスケールになるだろうね。