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直木賞作家・西加奈子原作の映画全作品からおすすめランキング

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どうも、こんにちは。ズバ男です。

この記事は直木賞作家である西加奈子さんの原作小説を映画化した作品 ”全ての中から” ランキング形式で、おすすめを紹介していくものです。

 

小説以外にも多方面で活躍する西加奈子さんなので、小説を読んだことない人でも名前を聞いたことがある人は大勢いると思います。

経歴や作風などの予備知識も書いてありますので、どうぞお気に入りの作品をみつけてくださいね。

※ランキングは私の独断と偏見によるものですので予めご了承ください。

【西 加奈子(にし かなこ)さんの紹介】

[ プロフィール ] 

イラン・テヘラン生まれ大阪・和泉市育ち / 1977年5月7日生まれ / 血液型非公表

 

[ 代表作 ]

『さくら』(2005)、『きいろいゾウ』(2006)、『漁港の肉子ちゃん』(2012)、『サラバ!』(2014)など

 

[ 経歴 ]

1977年イラン・テヘランに生まれる。

その後エジプト・カイロで小学五年生まで生活したそうです。直木賞を受賞した『サラバ!』の主人公が西加奈子さんと同じ境遇だったりして、そのあたりも深堀すると面白いですよ。

それ以降は大阪に住んでいたため、今現在はコテコテの関西弁ですよね。

 

法律にあこがれ関西大学法学部に入学するもその難しさに法律家の道はあきらめたようです。

大学卒業後はアルバイトを色々と経験。情報誌「ぴあ」で校正やライターのアルバイトをしていました。スナックで働いていたこともあるんだとか。

その頃から小説は書いていたようで、デビューのきっかけになる『あおい』もこの頃に書いたものだったのです。そのいろんな経験が今ある富んだ作品に活かされているんですね。

 

25歳になり、やはり作家になりたいと身一つで上京。

最初はバイトも決まらず大変な生活をしていましたが、出版社に『あおい』を持ち込みしてそれが編集者の目にとまる。そのままデビューすることになりました。

 

その翌年(2005年)には『さくら』が20万部を超えるベストセラー。人気作家の仲間入りを果たしました。

その後も実写映画化した『きいろいゾウ』など人気作を続々と発表。

2014年には『サラバ!』で直木賞を受賞。

人気TV番組『アメトーーク!』(2015年6月18日放送分)の読書芸人で西加奈子さんの小説が紹介されると、かなり話題になりました。

この番組で紹介されると本当にバズりますよね。元々幅広い年齢層のファンがいましたが、今まで以上に新しい読者を獲得しました。

 

[ 作風 ]

・家族や身近なことをテーマにした明るい作品が比較的多いが、その中に深い闇を感じさせる凄みが読者の心をゆさぶる。

・個性的な登場人物が多いが、それを西加奈子さん特有のかざらない文体で描くので読者に共感を呼んでいる。

・小説以外にも、その人柄で描くエッセイは関西人らしい楽しさがある。爆笑必死です!

 

 

 

【 ランキング5位~1位 】

 

5位『まく子』


【作品情報】

2019年 108分

◆監督/脚本・・・鶴岡彗子

◆主要キャスト・・・山崎光/新音/須藤理沙/草彅剛/つみきみほ

 

【あらすじ】

閑散としたちいさな温泉街にくらす少年・慧は小学五年生になり、自分の体の成長にとまどっていた。遊びほうけている父親のことを不快に感じているとき、学校に不思議な雰囲気の少女が転入してきた。その子はコズエという名で、自分がほかの星からやってきたというのだ…。しかし慧はそんな奇妙な言動をするコズエに惹かれていくのだった。

 

【映画情報サイトの評価】

サイト名点数(5点満点)
Filmarks3.2点
映画.com3.2点
YAHOO!映画3.9点

 

・思春期をむかえた男の子のお話で、繊細な少年の心理を描写した少しSFな物語

・小説の世界をもう少し落とし込めていたらと感じる部分もあるが、キャスティングとラストの展開はナイスですよ!

 

 

 

 

4位『きいろいゾウ』


【作品情報】

2013年 131分

◆監督/脚本・・・廣木隆一/黒沢久子・片岡翔

◆主要キャスト・・・宮崎あおい/向井理/本田望結/緒川たまき/リリー・フランキー

 

【あらすじ】

ある能力をもつ天真爛漫な”ツマ”と、背中に入れ墨がある売れない小説家”ムコ”は出会ってすぐに結婚した。いかにも訳ありだったが、平穏な毎日を過ごしていた…。そんなある日、ムコに届いた一通の手紙をきっかけに二人の運命は大きな波に飲み込まれようとしていく…。

 

【映画情報サイトの評価】

サイト名点数(5点満点)
Filmarks3.2点
映画.com2.8点
YAHOO!映画2.2点

 

・こういう小説は情景描写でかなり評価の分かれるところがあるが、良くない方向にいってる感は否めない…。原作未見であれば気にならないかも。

・女性的な感性を少し必要とする作品で、一回見るだけではすべての情報を読み取ることは難しいが、個性豊かなキャスティングがつくりだしている世界観はみどころです。

 

 

 

 

3位『さくら』

【作品情報】

2020年 119分

◆監督/脚本・・・矢崎仁司/朝西真砂

◆主要キャスト・・・北村匠海/小松菜奈/吉沢亮/寺島しのぶ/永瀬正敏

 

【あらすじ】

消息が不明だった父が二年ぶりに家に帰ることをきっかけに、長谷川家の次男・薫はその年末に実家へと向かう。家族は2年前に長男・一の死をきっかけにバラバラになっていた…。そんな時、薫は妹のことや愛犬サクラ、初恋のことなど家族で過ごした日々を思い出していた。そしてその大晦日、壊れかけていた家族に奇跡が訪れる。

 

【映画情報サイトの評価】

サイト名点数(5点満点)
Filmarks3.4点
映画.com3.3点
YAHOO!映画3.2点

 

・タイトルと作品ジャケットのイメージだけでみると、その重めの作品でビックリするかも。性的な話もでてきて、周りに人がいると気まずいので少し注意が必要です。

・人物描写に説明不足感はあるものの、おおむね原作通りにつくられている。なにより人気若手俳優が出ているので華やかさがありますよ。

 

 

 

 

2位『漁港の肉子ちゃん』


【作品情報】

2021年 97分

◆監督/脚本・・・渡辺歩/大島里美

◆主要キャスト・・・大竹しのぶ/Cocomi/花江夏樹」/中村育二/石井いづみ

 

【あらすじ】

食いしん坊の肉子ちゃんはお人好しでほれっぽい性格。いつも男に騙されては、しっかり者の娘・キクコと失恋するたび各地を転々としていた。そんな母娘はあるとき小さな漁港に流れ着くと、サッサンが営む焼肉屋「うをがし」で働き、漁船で暮らし始めることとなった。そんな暮らしになじんだころ、ある秘密が二人に奇跡を起こさせる。

 

【映画情報サイトの評価】

サイト名点数(5点満点)
Filmarks3.8点
映画.com3.6点
YAHOO!映画3.3点

 

・映画『海獣の子供』などを手掛けた人気アニメ制作会社STUDIO4°Cというだけで期待しちゃいます!実際に映像の完成度はかなり高いです!

・ほのぼのとした日常を描いたシーンが多く、その世界観はまさに西加奈子。原作読んだ人もアニメをあまり観ない人も是非ともみてほしい傑作です!

 

 

 

 

1位『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』


【作品情報】

2014年 113分

◆監督・・・行定勲

◆主要キャスト・・・芦田愛菜/入江甚儀/丸山隆平/八嶋智人/羽野晶紀

 

【あらすじ】

大阪の団地で祖父母と両親、そして三つ子の姉の7人と琴子(こっこ)は、毎日大きな円卓をにぎやかに囲む大家族。その中で孤独にあこがれていたこっこは好奇心旺盛で初めて知ることをノートに書き留めるのが日課としていた。そんな中待ちに待った夏休みが始まる。祖父に教えてもらった「イマジン」を胸に、忙しい毎日がこっこを成長させていく。

 

【映画情報サイトの評価】

サイト名点数(5点満点)
Filmarks3.5点
映画.com3.6点
YAHOO!映画3.6点

 

・芦田愛菜の演技力がヤバすぎで、面白い役なのに圧倒される。そこのみで見る価値あり作品です。その他も関西人キャストなのがGOOD!

・ひとつひとつのシーンに面白さがあり、大阪らしさがにじみ出ている何度観てもほっこりする映画。さすが行定勲監督!

 

 

 

 

【まとめ】

気になる作品はありましたか。

『きいろいゾウ』の心温まる内容や『さくら』の日常の中にある愛の物語など、やさしい雰囲気の作品が多いです。

 

ありそうであまりない、ほんわかしてるようで残酷な出来事もある、日常の中の非日常を淡々とした文体で語られる独特な世界観が魅力的です。

映像化された映画も、作品独自の世界観がでていて魅力的なものが多くありますので、ぜひ観て楽しんでください。

 

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多方面で活躍する西加奈子さんの作品は、今後も映像化されていくとおもいます。その時はこの記事も更新していきますので、どうぞごひいきに!

 

今後も違う小説家さんで勝手にランキングをしたいと思いますので、その際は是非読んでくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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