人形の謎にゾクゾクしたいあなたへ!
映画『ドールハウス』は、2025年6月13日公開の最新ミステリー。主演は長澤まさみ、監督は『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の矢口史靖。これまで明るく爽快な青春映画を撮ってきた矢口監督が「怖いもの好き」という意外な一面を発揮し、初の本格ミステリーに挑戦!
家族と人形をめぐる不可解な出来事、そして謎が謎を呼ぶ怒涛の展開が110分ノンストップであなたを待っています。
「怖いけど見たい」「謎解きが好き」「人形ってなんか不気味で惹かれる」…そんなあなたにぴったりの一作です。
この記事を読めば、映画を見る前にその見どころをバッチリ把握できますよ!
1. 矢口史靖監督のオリジナル脚本!
1-1. オリジナル脚本の魅力
『ドールハウス』は、矢口史靖監督による完全オリジナル脚本。小説や漫画の原作は存在せず、監督が長年あたためてきた「いつかミステリーを撮りたい」という夢が形になりました。
既存の枠にとらわれない自由な発想で、観客の予想を裏切る展開が続出。「矢口監督、こんなに怖いもの好きだったの!?」と驚くファンも多いはず。
1-2.ノベライズ&コミカライズで「ドールハウス」の世界をもっと楽しむ!
映画『ドールハウス』は、映像だけでなくノベライズ(小説)とコミカライズ(漫画)でも物語の奥深さを味わえるのが大きな魅力です。
1-2-1.ノベライズのポイント
怪談作家・夜馬裕が手がけるノベライズは、映画本編では描かれない登場人物の心情や、もう一体の人形にまつわるサイドストーリーまでしっかりと補完。さらに、QRコードで映像コンテンツも楽しめるなど、読者参加型の仕掛けも話題です。
映画を観た後に読むと、物語の裏側やキャラクターの本音に「なるほど!」と納得できるはず。
1-2-2.コミカライズのポイント
漫画版は凸ノ高秀が作画を担当。人形の表情や家族の心理描写がビジュアルでダイレクトに伝わり、映画とはまた違った怖さや切なさを感じられます。電子書籍での先行配信もあり、SNSでは「夜読むと怖すぎる!」と話題に。
映画で気になったシーンを漫画でじっくり味わえば、ストーリーの理解もさらに深まります。
映画「ドールハウス」の世界は、ノベライズとコミカライズで何倍にも広がります。映画を観る前も後も、ぜひ本や漫画で“もうひとつのドールハウス”を体験してみてください!
1-3. 予告編で話題沸騰!
予告編が公開されるやいなや、「怖すぎる!」「原作は?」「人形が不気味すぎる」とSNSで話題に。主演の長澤まさみが脚本に惚れ込んで出演を熱望したという本作、すでに映画ファンの間で「2025年の注目作」として熱視線を浴びています。
2. 映画『ドールハウス』の基本情報
2-1.あらすじ
5歳の娘・芽衣を事故で亡くした鈴木佳恵は、深い悲しみの中で骨董市にて芽衣にそっくりな人形を手に入れ、心の支えとする。やがて新たに娘・真衣が生まれ、家族は人形から離れていくが、5歳となった真衣がその人形と遊び始めると、一家に奇妙な出来事が続発。人形を手放そうとしてもなぜか戻ってくる不可解な現象に、佳恵と夫・忠彦は人形の秘密と家族の過去に迫っていく。
2-2.制作スタッフ
監督・原案・脚本 | 矢口史靖 |
---|---|
製作 | 市川南/上田太地 |
エグゼクティブプロデューサ | 臼井央 |
企画 | 遠藤学/山野晃 |
プロデューサー | 深津智男 |
撮影 | 高木風太 |
音楽 | Yaffle |
主題歌 | ずっと真夜中でいいのに。 「形」 |
2-3. 監督・矢口史靖の作風と新境地
矢口監督はこれまで青春やコメディ、音楽を題材にした明るい作品が多く、「男子シンクロ部」や「女子高生ジャズバンド」などユニークな設定で観客を魅了してきました。
本作では一転、スリルと謎解き、そして“怖いもの”への愛が炸裂。自ら絵コンテを描くなど緻密な演出力で、これまでにない“ゾクゾク”体験を提供します。
矢口監督は脚本家としても評価が高く、日常の中に非日常を紛れ込ませるのが得意。
「ドールハウス」でも、ごく普通の家族が“人形”という異物をきっかけに、徐々に日常が崩れていく様子をじわじわと描きます。
2-4. 主題歌「形」 by ずっと真夜中でいいのに。
主題歌は人気アーティスト「ずっと真夜中でいいのに。」(通称「ずとまよ」)の新曲「形」。可愛らしさと不気味さ、叫びと切なさが同居する独特の世界観が、映画の雰囲気をさらに盛り上げます。
3. 映画「ドールハウス」の見どころ
3-1. ストーリーと家族の再生
主人公・鈴木佳恵(長澤まさみ)は事故で娘を失い、心の隙間を埋めるように骨董市で出会った人形を大切にします。しかし新たな娘・真衣が生まれ、家族が人形から離れると、不可解な現象が次々と発生。人形を捨てても戻ってくる恐怖と、家族が過去と向き合い再生していく姿が、ただのホラーにとどまらない深みを生み出します。
3-2. 映像美と演出の妙
矢口監督が自ら絵コンテを描き、日常のリアルさと非日常の恐怖を絶妙に融合。薄暗い廊下や雨の日の静けさ、人形の不気味な表情など細部までこだわった映像は、観る者の想像力を刺激します。普通の家や家族が舞台だからこそ、恐怖がより身近に感じられる演出が光ります。
3-3. 世界が認めた新感覚ミステリー
本作は第45回ポルト国際映画祭でグランプリを受賞し、世界中の映画ファンからも高評価を獲得。観客からは「精神的に迫ってくるスリリングさ」「いろんな感情が楽しめる」と絶賛され、ただ怖いだけでなく、オリジナリティとエンターテインメント性を兼ね備えたミステリーとして認められています。
4. キャスト紹介(役名と役どころ)
豪華な実力派キャストが、家族の絆と恐怖、そして謎解きのドラマをリアルに描き出しています。
4-1.主要キャスト
鈴木佳恵(長澤まさみ)
5歳の娘・芽衣を事故で亡くし、深い悲しみの中で骨董市で出会った人形を“もう一人の娘”のように大切にする母親。新たな娘・真衣が生まれてからは人形から離れるが、再び家族に危機が訪れる中、母として家族と向き合い、恐怖と謎に立ち向かう。
鈴木忠彦(瀬戸康史)
佳恵の夫で、病院の看護師。家族を支えながら、妻と共に人形の謎や不可解な現象に巻き込まれていく。現実的な視点と家族への思いの間で葛藤しつつ、真実に迫る。
鈴木真衣(池村碧彩)
佳恵と忠彦の新たな娘。5歳となり、かつて姉・芽衣に似た人形と遊び始めることで、家族に再び奇妙な出来事が起こり始める。
4-2.物語を動かすキーパーソン
神田(田中哲司)
佳恵と忠彦の前に現れる呪禁師(じゅごんし)。人形にまつわる謎や家族に起こる怪異の真相に迫る手助けをする、重要な役割。
山本(安田顕)
私服警官。家族の周囲で起こる不可解な事件や現象の調査に関わり、ストーリーの緊張感を高める存在。
鈴木敏子(風吹ジュン)
忠彦の母親。息子夫婦と孫を心配し、家族の危機に寄り添う温かな存在。
-----
これらのキャスト陣が、主人公一家やその周囲の人々として作品世界に厚みを持たせています。
5. 映画『ドールハウス』ロケ地ガイド
矢口史靖監督は、これまでも作品に合わせた日常的であり、独特な雰囲気のロケ地を選んでいます。『ドールハウス』でも作品の特徴である、ミステリアスでリアリティあふれるロケ地選びをしたと推測されます。
5-1.市民の森スポーツ公園(東京都日野市)
物語の鍵となる“人形との出会い”のシーンを撮影しました。広々とした自然と静けさが、映画のミステリアスな雰囲気をより引き立てています。
【日野市】映画のロケ地! 長澤まさみ主演『ドールハウス』に登場する「市民の森スポーツ公園」が気になる(ひのさんぽ) – エキスパート – Yahoo!ニュース https://t.co/mLzZyXkMki
— taka (@takanaru29) June 8, 2025
□〒191-0011 東京都日野市日野本町7丁目12−1
5-2.夕日の丘(神奈川県横須賀市)
この場所は、特撮ヒーロー作品が数多く撮影されている場所です。かなり印象的な場所で、ロケーションが最高です。
アイシーとドールハウスで奇跡のロケ地被り🫠
主題歌被りだからかな🌞これが地理の変態🎃 pic.twitter.com/Ezh22AKGjI
— 嵐 (@mu7ykh12) May 22, 2025
□〒238-0316 神奈川県横須賀市長井6丁目31−1
5-3.関東近郊の住宅地
2024年3月から5月にかけて、関東近郊の住宅地で実施されました。詳しい場所は分かりませんが、“鈴木家”は生活感のあるキッチンやリビング、薄暗い廊下など、リアルな空間が映し出されています。
-----
日常的な場所を非日常的な舞台として活用することで、視覚的な緊張感や恐怖心をより強調させています。
6. まとめ:映画『ドールハウス』を見るべき理由
【見るべきポイント】
・矢口史靖監督の新境地!オリジナル脚本で描く本格ミステリー
・ノベライズ&コミカライズで世界観をさらに深掘り
・豪華キャストが繊細な心理描写とスリルを熱演
・世界の映画祭でグランプリ受賞の実力派作品
・関東近郊の実在ロケ地でリアルな恐怖体験
この夏、あなたも“人形の謎”に巻き込まれてみませんか?
家族の絆、心の傷、そして“戻ってくる人形”の正体――。
映画館でしか味わえないスリルと感動を、ぜひ体験してください!