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【聖地巡礼】映画ドライブマイカーのロケ地・広島を紹介!

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映画『ドライブ・マイ・カー』は作家・村上春樹の短編小説集『女のいない男たち』に収録されている同名小説が原作です。

2021年にカンヌ国際映画祭で日本映画として初となる脚本賞を受賞し、2022年には第94回アカデミー賞では「国際長編映画賞」も受賞という快挙を成し遂げました。

この映画は上映時間が約3時間という長編ですが、ロケ地となった広島の景色がリアルに表現されており没入感ある作品になっています。

この記事ではそんな物語を彩ったロケ地・広島を厳選し紹介していくものです。※ネタバレはないので(あらすじ程度まで)ご安心ください。

作品情報

映画『ドライブ・マイ・カー』は作家・村上春樹による短編小説集『女のいない男たち』の中に収録されている「ドライブ・マイ・カー」を主とし、「シェエラザード」「木野」の合わせて3つの作品を、脚本も手掛けた濱口竜介監督がその内容を再構築してつくられた映画です。

 

「ワーニャ伯父さん」、「ゴドーを待ちながら」という演劇要素を大胆に取り入れ、演劇の緊張感を映画を見ている観客と共有する演出も評価されたポイントとなりました。

その巧みに仕組まれた構成があることで、短くも深みのある会話劇が世界的に評価されたんでしょうね。

 

そして今回紹介するロケ地をスケールあるものに撮った四宮秀俊撮影監督による映像美は見る者を物語へと引き込んでいきます

 

【ストーリー】

 

脚本家である妻の音(霧島れいか)と幸せな日々を過ごしていた舞台俳優兼演出家の家福悠介(西島秀俊)だが、妻はある秘密を残したまま突然この世から消える。

2年後、悠介はある演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島に向かう。

口数の少ない専属ドライバーの渡利みさき(三浦透子)と時間を共有するうちに悠介は、それまで目を向けようとしなかったあることに気づかされる。

(シネマトゥデイより引用)

 

 

注目のキャスト

主演の西島秀俊はこの映画でニューヨーク・タイムズ紙が企画する俳優「Great Performers/The Best Actors of 2021」の1人として選出されるなど、国際的に評価されました。

さらに注目したいのが、「サーブ900ターボ」専属ドライバー・渡利みさきを演じた三浦透子です。寡黙で落ち着きある雰囲気は唯一無二の存在感を放っています

作中のシーンでは自身が実際に運転することもあった三浦透子ですが、運転免許をもっておらずオファーを受けてから免許を取得した逸話もあります。

 

【キャスト一覧】

役名俳優
家福悠介西島秀俊
渡利みさき三浦透子
家福音霧島れいか
イ・ユナパク・ユナ
コン・ユンスジン・デヨン
ジャニス・チャンソニア・ユアン
柚原安部聡子
高槻耕史岡田将生

 

 

ロケ地の紹介

この映画の主人公とも言えるが家福の愛車「サーブ900ターボ」。

この車で走る景色は映画を語るのに重要な役割を担っています。そんな「サーブ900ターボ」が駆け抜けた場所など映画撮影が行われた広島県のロケ地を紹介していきます。

広島と言うと原爆ドームや戦争映画などの影響で廃墟やモノクロのイメージが多いですが、この映画では広島の街がカラフルに彩られています。その辺りも注目してください。

 

①平和記念公園

敷地内の広島国際会議場が作中の広島演劇祭の会場になっています。

地下駐車場で高槻が家福に話しかけるシーンが印象的に撮影されました。

その他にも演劇祭の出演者が野外稽古しているシーンなど多くの撮影が行われました。

 

②広島市環境局中工場

みさきが過去を語る重要なシーンを撮影しました。

この場所は外観や見学路などが美術館のようで、作中でも印象的に映っています。

 

吉島釣り公園

家福とみさきが言葉を交わす重要なシーンが撮影されました。ここで二人の距離に変化が生まれる。

 

④おりづるタワー

原爆ドーム近くに建っており、相生通りを「サーブ900ターボ」が走るシーンが撮影された。

 

⑤クアハウス湯の山

ユンスの家に夕食を招かれたシーンが撮影された。

 

 

⑥グランドプリンスホテル広島

俳優の高槻(岡田将生)が宿泊したホテル。家福と高槻がバーで話したシーンが撮影されました。

聖地巡礼の時に泊まってみたいホテルですね。

 

⑦東広島芸術文化ホールくらら

物語終盤に家福(西島秀俊)がステージ上で演技を披露する場面に使われました。

 

⑧御手洗町並み保存地区(閑月庵 新豊)

レトロな街並みと瀬戸内海の景観はみどころ多く、観光地としても人気のスポットです。

「閑月庵 新豊」は家福(西島秀俊)が広島滞在中に宿泊する場所で、監督たっての希望で実現しました。

 

 

⑨新天地公園(広島市中区)

みさきがバーから出てくる福家を待つシーンを撮影した。

高槻(岡田将生)が起こすある事件の場所で重要なシーンが撮影された。

 

⑩海田大橋(広島ベイブリッジ)

この映画は「橋」がよく出てきます。

広島市から坂町方面へと架かる橋で「広島ベイブリッジ」とも呼ばれ、広島高速と連絡しています。

 

⑪安芸灘大橋

広島県呉市の本土からとびしま海道へと続く橋となっている。主塔が高くそびえる吊り橋となっています。

 

⑫豊浜大橋

とびしま海道にある橋で、豊島と大崎下島を連絡するトラス橋。

 

⑬山陽自動車道 小谷サービスエリア 下り線

家福が東京から広島まで向かう途中で立ち寄ったサービスエリア。

 

⑭広島高速4号線

広島高速4号線のトンネルが印象的に登場します。この「西風トンネル」の距離は約3880mと長いトンネルです。

トンネル以外にもこの広島高速は、かなり作中に映りこんでいます。是非ともドライブして疑似体験したい場所ですね。この道路は路線バスも通っているのも面白いところですよ。

 

 

まとめ

映画『ドライブ・マイ・カー』は全体の約2/3を広島県で撮影されました。

当初は韓国の釜山で撮影を予定していましたが、新型コロナの影響で変更を余儀なくされました。そこで候補になったのが広島県でした。

濱口竜介監督はいつか撮りたい場所としていたのが広島県でした。広島の街を撮るにはまだ早いと感じていたようですが、四宮秀俊撮影監督の手で見事なスケールで映りだされています

 

みさきが運転する「サーブ900ターボ」が走る広島を見るだけで心動く作品です。橋からのぞく瀬戸内の景色とモダンでレトロな街並みが印象的に映りだされていますよ。

広島に行きたくなる映画にもなっているので、今回紹介したロケ地を参考にドライブや観光を楽しんでくださいね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【無料視聴する方法】

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