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おすすめエンタメ映画【ザ・ファブル】みどころ紹介

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どうも、こんにちは。ズバ男です。

この記事は映画『ザ・ファブル』見どころ5つを紹介して、その魅力をひとりでも多くの人に伝えるためのものです。

映画見た人はもちろんですが、ネタバレなしなので映画見てない人も安心して読めるので、お気楽にどうぞ!

【作品情報】


2019年 123分 G 日本

2017年度講談社漫画賞を受賞した南勝久原作の人気コミック(「週刊ヤングマガジン」連載)を岡田准一主演で実写映画化

 

 

◆スタッフ

◇監督・・・江口カン

[プロフィール] 福岡県出身/1967年7月20日

CMディレクター、映像監督。CMやドラマ、短編映画などを数多く手掛けている。

2007~2009年に世界で最も重要な広告賞「カンヌ国際広告祭」で3年連続受賞している。2009年は金賞を受賞。

江口カン監督作品(お勧めですよ)


ガチ星

 

◇脚本・・・渡辺雄介

[プロフィール] 千葉県出身/1979年9月20日

大学在学中に日本テレビ系列深夜ドラマshin-D『チェリー』にて脚本デビュー。

今までに映画『20世紀少年』3部作や映画『GANTZ』など多くの作品の脚本を担当している。

 

 

◆主要なキャスト

岡田准一/役名:佐藤アキラ(ファブル)

[プロフィール] 大阪府出身/1980年11月18日

[代表作]『木更津キャッツアイ』『SP 警視庁警備部警護課第四係』『天地明察』など

 

木村文乃/役名:佐藤ヨウコ

[プロフィール] 東京都出身/1987年10月19日

[代表作]『梅ちゃん先生』『ポテチ』『火花』など

 

山本美月/役名:清水ミサキ

[プロフィール] 福岡県出身/1991年7月18日

[代表作]『桐島、部活やめるってよ』『東京PRウーマン』『アオイホノオ』など

 

◇福士蒼太/役名:フード

◇柳楽優弥/役名:小島

◇向井理/役名:砂川

◇佐藤二郎/役名:田高田

◇光石研/役名:浜田

◇安田顕/役名:海老原

◇佐藤浩市/役名:ボス

 

 

【あらすじ】

超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋ファブルは、育ての親であるボスから、1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活するよう命じられる。もし誰かを殺したらボスによって処分されてしまうという厳しい条件の中、「佐藤アキラ」という偽名と、相棒ヨウコと兄妹という設定を与えられ、大阪で暮らしはじめたファブルは、生まれて初めての日常生活に悪戦苦闘。そんな中、偶然知り合った女性ミサキがある事件に巻き込まれたことから、ファブルは再び裏社会に乗り込んでいく。(映画.comより引用)

 

 

【みどころ】

その1:岡田准一のアクションが凄い!

ジャニーズのV6のメンバーでありながら、もはやアイドルを逸脱した存在になっている岡田准一。色んな格闘インストラクターを有する格闘技オタクでもあり、映画『SP』シリーズや『図書館戦争』シリーズでもレベルの高いアクションを披露している。

本作のアクション担当スタッフは『ボーン・アイデンティティー』や『96時間』シリーズなどに関わったアラン・フィグラルズと富田稔さん(『牙狼』シリーズなど)率いるアクションチームが、スタントコーディネーターとして参加しています。岡田准一自身も今までの作品以上気合いが入っていますよ。

なんといっても、本作はスタントなしで全て岡田准一本人が演じています!

オープニングのガンアクションでキレのある動きで次々と敵を倒していくシーンや何も使わず壁を登っていくシーン、ワイヤー1本で柳楽を救出するシーンなど数多くのアクションシーンが本作の最大の見どころです

監督も「岡田准一の動きにカメラがついていけない時もあった」というぐらい、アクションスターとして極まっています

今や日本を代表するアクションスターといっても過言ではないでしょう。

 

その2:安田顕&柳楽優弥2人の演技が素晴らしい!

安田顕はファブルが大阪で世話になる「真黒カンパニー」の社長・海老原を演じており、昔ながらのやくざで”義”を重んじている情に熱い男という設定。その弟分で刑務所から出所したばかりの小島を演じるのが柳楽優弥である。これがまた下衆で非道な最悪なやつである。

そんな安田顕&柳楽優弥コンビの話がメインストーリーとなっている。その存在感は主人公ファブルをも凌ぐほどである。

安田顕はいつもコメディ色が強い役が多いですが、本作ではヤクザの凄味があって渋いカッコいい役です。演技上手いねこの人。

その中で一番光った演技をしていたのが、柳楽優弥!”最悪なやつ”の演技すごいです。柳楽が出演してなかったらこの映画は成り立たないのではと思うほどの演技を魅せています。

 

 

その3:原作との比較

この映画は原作漫画の1~7巻までぐらいをまとめて映像化したものです。大筋のストーリーは原作に沿っていますが、細かい所が改変されているので、一部紹介します。

【原作と違う点】

・〈映画〉砂川とフードがイケメンすぎる

〈原作〉砂川は海老原と若頭を争うぐらいの中年オヤジで、フードはただのやられ役

・〈映画〉ヨウコがお酒が強いだけのキャラクターになっている

〈原作〉もちろんお酒も強いが殺しのスキルと抜群の記憶力をもつ

・〈映画〉小島が8年で出所してくる

〈原作〉15年の刑期を終えて出所する

他にも細かい設定が変更されていますが、2時間の映画にまとめるための改変なのかなと感じました。

脚本?ギャグが滑り倒しだったのが、一番の違いでもあるかなと思った(笑)。原作ではもっとシュールなギャグが多いです。

しかしジャッカル富岡は面白かった。


岡田准一主演『ザ・ファブル』スペシャルトレーラー③(ジャッカル富岡篇)

 

 

その4:ロケ地はどこ?

『ザ・ファブル』の舞台は、大阪となっています。映画では関東を中心に撮影されたようです。ここでは、ロケ地を紹介していきます。

・さしま環境センターごみ処理場跡地 (ファブル人質救出シーンなどの撮影場所。)

 

・横浜・日ノ出町の高架下(ファブルとヨウコがチンピラに絡まれるシーン)

旅行も兼ねてロケ地への聖地巡礼をするのもなかなか楽しいですよ。

 

 

その5:早くも続編決定!!

『ザ・ファブル』のシリーズ化と新作製作が決定しています。監督は前作から同様、江口カンが続投する。

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「ザ・ファブル 第二章」(仮)キャスト告知用ビジュアル

 

次回作は原作漫画の9~13巻のエピソードを基に描かれる。出演者は前作より新たに元欅坂46の平手友梨奈と安藤政信、堤真一が加わることが決定している。

公開予定は2021年となっている。楽しみですね!

公開され大ヒットしました!→【予習用】映画『ザ・ファブル2 殺さない殺し屋』を観る前に知るべき5つのこと

 

 

【感想】

原作の漫画とはテイストが違っていたが残念だが、エンタメ映画としてはキャストも豪華でアクションもしっかりしていたので、マンガ原作の映画として成功した作品だと思います。

【満足した点】

・最大の見どころであるアクションシーンは満足いく仕上がりでした

岡田准一の魅せるアクションはカッコ良かった!

キャストはハマり役が多かった

岡田准一と木村文乃はピッタリでしたね。それ以外も原作とはイメージ違いが多かったがどれも良かったです。

・オープニングのガンアクションシーンでの演出が面白かった

(白いゴム状の矢印がのびて敵を倒す演出)6秒以内で敵を倒すを表す演出が分かりさすかった。

・ストーリーがシンプルで見やすく、キャラ設定が分かりやすかった

ファブルの猫舌やなんでもそのまま食べるとか。ヨウコが酒強すぎとか。

【満足できない点】

佐藤ヨウコ(木村文乃)の出番が少なかった原作ではファブルの相棒というだけあって、普通に強いです(ファブルと比べるとよわいですが普通の男は蹴り一発です)プロの殺し屋ですからね。抜群の記憶力もあるので、何かエピソードがあってもよかったです。酔っ払っていただけでしたね(笑)

ボス(佐藤浩市)の扱い方が分かりにくかった

ボスとファブルのエピソードが間に何度か入ってくるがどれも分かりにくく、強いかどうかも分かりにくかった。

ギャグが完全に滑り倒している

佐藤二郎やオリラジ藤森、宮川大輔などコメディ担当をこれだけ揃えているのにギャグが滑りまくる・・・。ギャグ自体が面白くないのでなく、自然に入れてるコメディ要素の所が笑えなかった・・・。なんで”ファブル裸やねーん”のシーンや、なんで”悪役Tバックやねーん”のシーンなどセンスを疑うギャグが多すぎた

これなら原作通り、シュールなテイストにしてほしかった

コメディ要素が高め作品でしたが、アクションシーンに見どころが多くあり、飽きることなく最後まで観れました。

【自己評価】★★★☆☆(3.5点)←次回作への期待も込めて

 

 

【まとめ】

漫画が大人気作品なので賛否がかなりあるようですが、個人的にはエンタメ作品としてまとまった映画になっていて良かったと思います。邦画のアクション映画として、続編も楽しみです。

エンドロールも最後まで観ることをおすすめします。

次回作も、「ひらパー兄さん 」の活躍に期待しております(笑)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。