「銭湯でバンパイア、しかも童貞死守!? そんな映画、観たことない!」吸血鬼が銭湯でバイトしながら、18歳童貞の血を巡ってドタバタ劇を繰り広げる――。そんな前代未聞の『ババンババンバンバンパイア』が、ついに実写映画化!
本作の魅力は、ギャグとシリアス、青春と怪奇、そして“お湯”と“血”が入り混じる唯一無二の世界観。
本記事では、原作の魅力から映画スタッフのこだわり、キャスト紹介、ロケ地の情報まで、これから映画を観るあなたの期待を爆上げする深掘り情報をたっぷりお届けします。
1. 原作マンガは唯一無二の“銭湯バンパイア”ワールド
1-1. 原作は奥嶋ひろまさが描く“ブラッディ・ラブコメ”の衝撃
奥嶋ひろまさは、小学生の頃から漫画家を志し、高校時代から作品を投稿。20歳で上京し、猿渡哲也のアシスタントを経て2007年に『SHOUT!』でデビューしました。
漫画「ババンババンバンバンパイア」は、2021年『別冊少年チャンピオン』で連載開始し、斬新な設定とキャラクターで読者の度肝を抜きました。作者はコメディと人間ドラマの融合を得意とし、本作でも「吸血鬼×銭湯×童貞死守」という異色の組み合わせを見事に昇華させています。
読者からは「こんなバンパイア見たことない!」「ギャグも泣ける!」とSNSで絶賛の嵐。少年誌初の“BL(ブラッディ・ラブコメ)”としても話題となり、既刊10巻(2025年6月時点)は安定した売上を記録。アニメ化、実写化とメディア展開も加速しています。
1-2. 唯一無二の“銭湯バンパイア”ワールド
物語の舞台は老舗銭湯「こいの湯」。450歳のバンパイア・森蘭丸が、至高の味「18歳童貞の血」を求めて、銭湯の息子・李仁の純潔を守る日々。
銭湯という日本独特の温かな日常空間と、吸血鬼という非日常的存在が交錯し、湯気の中で繰り広げられるドタバタ劇や人間模様が、ギャグと切なさを絶妙にブレンド。さらに「18歳童貞の血」を巡る攻防や、個性豊かなキャラクターたちの登場で、唯一無二の“銭湯バンパイア”ワールドが完成しています。
1-3. ファン・メディアの熱狂と拡がる世界観
原作は連載開始直後からSNSで爆発的に拡散。
アニメ化・実写化が決定するとさらに「#ババンババンバンバンパイア」はトレンド入りし、。アニメは2025年1月〜3月に放送され、原作ファンも新規層も巻き込む盛り上がりを見せました。
「ギャグとエモのバランスが神」「蘭丸の色気がヤバい」など、コアなファン層を獲得。映画化発表で「実写でどうなる!?」と期待感が高まっています。
2. 映画『ババンババンバンバンパイア』の基本情報
2-1. あらすじ
450歳の吸血鬼・森蘭丸は、老舗銭湯で住み込みバイトをしながら、究極の味“18歳童貞の血”を求めて銭湯の一人息子・李仁の成長と純潔を見守っている。だが李仁がクラスメイトの葵に一目惚れし、童貞喪失の危機が到来。蘭丸は李仁の恋を阻止するため決死の作戦に乗り出すが、バンパイアハンターや個性的な登場人物たちも巻き込んで、恋と誤解が大混線のドタバタ劇が展開していく。
2-2.制作スタッフ
監督 | 浜崎慎治 |
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原作 | 奥嶋ひろまさ |
脚本 | 松田裕子 |
エグゼクティブプロデューサ | 吉田繁暁/服部宣之 |
Co.エグゼクティブプロデューサー | 新垣弘隆/村上弓 |
プロデューサー | 鴨井雄一/井上千尋 |
共同プロデューサー | 大森氏勝 |
撮影監督 | 吉田明義 |
音楽 | 遠藤浩二 |
主題歌 | imase 「いい湯だな 2025 imase × mabanua MIX」 |
2-3.スタッフ情報:監督・脚本・主題歌の魅力
2-3-1.監督:浜崎慎治
CMディレクターとして数々のヒットCMを手がけ、『一度死んでみた』で映画監督デビュー。テンポの良いコメディ演出とキャラクターの心情描写に定評があり、本作でも“銭湯×吸血鬼”という異色の世界観をユーモラスかつドラマチックに映像化しています。
2-3-2.脚本:松田裕子
TVドラマ『花咲舞が黙ってない』、『東京タラレバ娘』や映画『兄に愛されすぎて困ってます』など青春・恋愛・コメディを得意とする脚本家。原作のギャグとシリアス、恋と友情のバランスを活かしながら、映画ならではのテンポと感動を加えています。
2-3-3.主題歌:imase「いい湯だな 2025 imase × mabanua MIX」
imaseが昭和の名曲「いい湯だな」を現代風にアレンジ。懐かしさと新しさが同居する楽曲が、映画の温かくも不思議な世界観を心地よく包み込みます。
3. 映画『ババンババンバンバンパイア』の見どころ
3-1. 唯一無二の“銭湯×バンパイア”コメディの世界観
実写映画『ババンババンバンバンパイア』は、老舗銭湯「こいの湯」を舞台に、450歳の吸血鬼・森蘭丸(吉沢亮)が住み込みで働くという異色の設定が最大の魅力です。日本の温かな日常空間と、吸血鬼という非日常が絶妙に交錯し、湯気に包まれた銭湯で繰り広げられるドタバタ劇が新鮮な笑いと驚きを生み出します。
3-2. “18歳童貞の血”を巡る前代未聞の攻防戦
蘭丸が狙うのは、銭湯の息子・李仁(板垣李光人)の“18歳童貞の血”。李仁の成長と純潔を見守る日々が続く中、彼がクラスメイトの葵(原菜乃華)に一目惚れしたことで、童貞喪失の危機が到来!蘭丸は「恋をさせてはなるものか!」と決死の阻止作戦に乗り出しますが、すべてが裏目に出て思いがけない展開に発展していきます。
3-3. 個性派キャラクターが織りなす恋と誤解のカオス
蘭丸と李仁、葵の三角関係に加え、バンパイアオタクの葵が蘭丸へ恋心を抱いたり、蘭丸の命を狙うバンパイアハンター・坂本(満島真之介)、葵の兄で脳筋番長のフランケン(関口メンディー)など、クセ者たちが続々登場。全員の勘違いとすれ違いが連鎖し、恋の矢印が大混線するカオスな展開が見どころです。
3-4. 豪華キャストと監督が生み出す絶妙なバランス
主演の吉沢亮は、美しきバンパイアでありながら人間くさいキュートさも持つ蘭丸を熱演。板垣李光人、原菜乃華、眞栄田郷敦ら実力派キャストがギャグとシリアスを自在に行き来し、コミカルでありながらも胸を打つドラマを作り上げています。監督は『一度死んでみた』の浜崎慎治、脚本は松田裕子が担当し、テンポ良く奥深い物語を展開します。
3-5. 映像美と音楽が彩る新感覚バンパイア・ラブコメ
物語の中心は、伝統的な銭湯「こいの湯」。昭和の趣を残す実在の銭湯「たつの湯」がモデルで、温かな日常と吸血鬼という非日常が交錯する独特の雰囲気が魅力です。主題歌や劇中音楽も、温かさとミステリアスさを同時に感じさせ、観る者の心に残る余韻を生み出します。日常の中に潜む非日常を、五感で楽しめる新感覚のバンパイア・ラブコメディです。
4. キャスト紹介(役名と役どころ)
4-1. 主要キャスト
森蘭丸(吉沢亮)
本作の主人公であり、450歳を生きる美しきバンパイア。かつては織田信長に仕えた歴史的な人物で、現代では老舗銭湯「こいの湯」で住み込みバイト中。究極の味「18歳童貞の血」を狙い、銭湯の息子・李仁の成長と純潔を見守る一方、彼への恩義と親しみから“守る者”としても奮闘します。ギャグと色気、そして切なさを併せ持つキャラクターです。
立野李仁(板垣李光人)
銭湯「こいの湯」の一人息子で、純粋で天真爛漫な15歳の高校生。蘭丸に命を救われて以来、奇妙な共同生活を送っており、蘭丸の“18歳童貞の血”を狙う視線に気づかず、日々成長中。入学早々クラスメイトの葵に一目惚れし、恋と純潔を巡るドタバタ劇の中心人物となります。
篠塚葵(原菜乃華)
李仁の同級生で初恋の相手。実はバンパイアオタクで、蘭丸にも恋心を抱くという複雑な立ち位置。李仁と蘭丸、そして自分の想いが絡み合い、恋の矢印をさらに混線させるキーパーソンです。
4-2. 強烈な個性派キャスト
森長可(眞栄田郷敦)
蘭丸の兄で、戦国時代に“鬼武蔵”と恐れられた武将。蘭丸に積年の恨みを抱き、現代でも蘭丸の前に立ちはだかります。圧倒的な存在感と狂気を放つ、物語のスパイスとなるキャラクターです。
坂本梅太郎(満島真之介)
李仁と葵のクラス担任でありながら、夜はバンパイアハンターとして蘭丸を追い続ける二重生活の持ち主。教師としての顔とハンターとしての執念深さが、物語に緊張感とユーモアをもたらします。
篠塚健/フランケン(関口メンディー)
葵の兄で、不良たちをまとめる脳筋番長。豪快な性格で仲間思い、妹思いの一面も。コミカルな肉体派キャラとして、蘭丸や李仁たちと絡み合い、物語にさらなる賑やかさを加えます。
4-3. 李仁ファミリー&歴史キャラ
立野長次郎(笹野高史):李仁の祖父で、飄々とした性格。
立野春彦(音尾琢真):豪快で少しデリカシーに欠ける父。
立野珠緒(映美くらら):明るく家族をまとめる母。
織田信長(堤真一):若き日の蘭丸に寵愛を注いだ戦国のカリスマ。
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主演の吉沢亮をはじめ、個性派ぞろいのキャスト陣が、ギャグとシリアスを全力で演じ切ることで、映画に唯一無二の魅力とエネルギーを与えています。
5.映画『ババンババンバンバンパイア』ロケ地ガイド
5-1. 「たつの湯」(東京都練馬区)
映画の舞台となる銭湯「こいの湯」のロケ地は、練馬区に実在する老舗銭湯「たつの湯」。高い煙突と瓦屋根、富士山のペンキ絵が印象的な宮造りの建物で、原作者・奥嶋ひろまさも馴染みの場所。原作のモデルになった銭湯です。
撮影中、原作者・奥嶋が何度も撮影現場を訪問したそうです。

石神井台のたつの湯へ。
こちらの銭湯がモデルのアニメ(漫画原作)とコラボとの事で、店頭にパネルが増えてる。
いつもピカピカのシンプルな銭湯。
この日は薬湯で、気のせいか桜っぽい香りがするお湯でした。
熱いお湯に浸かった後に、カランの水をかけて過ごす。
品切れだった銭湯カードも入荷済み。 pic.twitter.com/tdj7BhKCMr— カピ原 (@kpbr12) June 3, 2025
□〒177-0045 東京都練馬区石神井台6丁目19−26
5-2. 「足利市」(栃木県)
栃木県足利市は、歴史的な街並みが残るロケーションとして選ばれました。ここでは高校生役や市民役のエキストラが多数参加し、物語の重要な場面や回想シーン、街中の風景などが撮影されています。足利市は映画やドラマのロケ地としても有名で、作品に深みとリアリティを加えています。
🌟🌟エキストラ大募集!🌟🌟
映画「#ババンババンバンバンパイア」
エキストラ大募集‼️日程:8月7日、8月21日~8月23日
学生役の募集になります!
可能な方はご協力お願いいたします!👀詳細および応募についてはこちら🔻https://t.co/lJCvi40RAf#エキストラ#拡散希望 pic.twitter.com/6SMUU9pZbV
— あしかがフィルムコミッション (@ashikaga_eizou) July 11, 2024
5-3. 「横浜市・渋谷区」
横浜市中区では、繁華街やオフィス街での撮影が行われ、警察官や通行人、ガールズバー店員など多彩なエキストラが参加。事件現場や夜の街を歩くシーンなど、都会的な雰囲気が作品の幅を広げています。渋谷区でも、生活感ある街並みや人々の営みを背景に、キャラクターたちの日常や移動シーンが撮影されました。
5-4. 東京の下町と郊外「江戸川区・調布市・日野市」
江戸川区、調布市、日野市など東京都内のさまざまなエリアでもロケが実施されました。住宅街や河川敷、公園など、家族の物語や登場人物たちの生活感をリアルに描くシーンに使われています。下町の温もりや郊外の自然が、映画の世界観にさらなる奥行きを与えています。
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「たつの湯」は、映画のポスターが脱衣場に貼られるなど、ファンにはたまらない聖地となっています。週末の薬湯や、風呂上がりのレアなビールなど、映画の雰囲気をそのまま体験できるのも魅力。足利市や横浜、渋谷などもロケ地巡りのスポットとして注目されており、訪れる際はマナーを守って楽しみましょう。
6.まとめ:映画『ババンババンバンバンパイア』の見るべき理由
【見るべきポイント】
・吸血鬼×銭湯×青春ラブコメという唯一無二の世界観
・原作の“ギャグ×シリアス”を見事に映像化
・豪華キャストの熱演・熱演・熱演!
・レトロな銭湯と現代、戦国時代が交錯する映像美
・キタニタツヤの主題歌が心を揺さぶる
笑いと切なさ、そしてちょっとドキドキの“血”の香り。
映画「ババンババンバンバンパイア」で、あなたも銭湯バンパイアの世界にどっぷり浸かってみませんか?