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映画【メイズ・ランナー】ネタバレなし感想と注目ポイント

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どうも、こんにちは。ズバ男です!

この記事は映画『メイズ・ランナー』をネタバレなしで感想と注目ポイントで紹介するものです。

この映画の自己評価は3.0点(5点満点)です。予告をみて期待していただけにちょっと期待外れでした。謎が多そうで少ない、良く言えば分かりやすく万人受けする映画でした。

この記事は極力ネタバレなしで映画の紹介をするものです。すでに観たあなたも まだ観ていないあなたも これを読めばこの作品が120%面白くなります。ぜひ最後まで読んでください。

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出典元:メイズ・ランナー : フォトギャラリー 画像(3) – 映画.com

【作品情報】

2014年 113分 日本 G

2009年に発表されたジェームズ・ダシュナーのSFヤングアダルト小説を原作とした作品で、謎の巨大迷路に閉じ込められた若者たちが脱出に挑む物語。

【あらすじ】


『メイズ・ランナー』予告編

高い壁で囲まれたエリアに、記憶を失った1人の少年が姿を現す。そこには月に1回の頻度で彼と同じような若者が生活物資と共に送り込まれており、彼らはコミュニティを形成して暮らしていた。エリアの周囲には巨大な迷路があり、その謎を解明しなければ外界へ戻ることはできない。迷路の扉は夜になると閉ざされ、朝が来るまでに内部の構造が変化してしまう。若者たちは脱出を図るべく迷路の探索を続けるが……。(映画.comより引用)

 

【スタッフの紹介】

◆監督

ウェス・ボール

アメリカ出身/1980年10月28日生まれ

この作品が長編映画デビュー作で本作の三部作すべてを手掛けている。

 

◆原作

ジェームズ・ダシュナー

アメリカ出身/1972年11月26日生まれ

アメリカのフィクション作家で主に若者向けの作品が多く、本作の同名小説は『ハンガーゲーム』などと並び超人気作品です。

【主要キャストの紹介】

トーマス:ディラン・オブライエン

主人公。目を覚ますと高い壁に囲まれた広場に、記憶がなく自分の名前すらも忘れている。

 

テレサ:カヤ・スコデラーリオ

最後に送り込まれてきた女性でなぜかトーマスのことを知っている。

 

ニュート:トーマス・ブロディ=サングスター

グループの副リーダーをしていてトーマスのよき理解者でもある。

 

ミンホー:キー・ホン・リー

ランナーチームのリーダーで頭脳明晰なアジア人。

 

アルビー:アムル・アミーン

グループのリーダーであり、一番最初に広場へ来た男となっている。

 

ギャリー:ウィル・ポールター

乱暴なやつだが保守的な面もある。

 

チャック:ブレイク・クーパー

ぽっちゃりしていて甘えん坊。

 

フライパン:デクスター・ダーデン

グループ内の料理担当。

 

【注目ポイント】

◆監督のきっかけとなった短編アニメーション

短編アニメーション「Ruin」を自身でハリウッドに売り込みし評価され、本作の映画監督として抜擢されました。

この作品は自身で製作したものです。本作もこれに近い世界観になっていて、疾走感のある描写にはかなりの才能を感じます。

 

◆原作との違い

小説も映画と同様に三部作構成となっています。小説はスピンオフで1作目より前の物語を描いたものが2作刊行されています。

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・映画ではトーマスは何も覚えていない設定ですが、小説では名前を覚えていますし、テレパシーでテレサと会話します。

・リーダーのアルビーはめっちゃいい奴ですが、小説では偉そうで雰囲気がかなり違います。

・一番大きな違いは、迷路の入り口が映画は一か所ですが小説では四か所もの入口があります。

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全体に2時間弱の映画にまとめるため設定をシンプルに変更してあるようですね。

【感想とまとめ】

注目の若手俳優がかなり出ているのも見どころのひとつで、主演のディラン・オブライエンカヤ・スコデラーリオはもちろんだがウィル・ポールターにもかなり注目したいです。嫌な奴キャラがかなり浸透している彼だが2019年の『ミッドサマー』でもかなり印象的な役を演じていて、これからも個性派、実力派としても注目していきたい俳優さんです。

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【自己評価】★★★☆☆(3.0点)

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予告編を観て面白そうだなと思っていたのでちょっと残念でした。期待せずに観たら良作の部類に入っているかもです。

映像は綺麗でアクションも疾走感がありワクワクする部分もありますが、作品全体が平べったくなっていた。もう少し深い人物描写があればもっと登場人物に感情移入できて深みのある作品になったのではと思います。

謎解き要素も少なくシンプルな物語構成となっているので難しいこと考えずに観れる作品ですね。

 

三部作構成となっているが、本作だけでも楽しめる内容になっていて観たあとスッキリする映画となっています。この手の作品が好きな人にはおすすめですよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。