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【予習用】映画『新解釈・三國志』を観る前に知るべき5つのこと

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どうも、こんにちは。ズバ男です!

この記事は映画『新解釈・三國志』を観る前に知っておきたい事として、福田監督についてや登場人物の紹介、本作の舞台となる三国志・赤壁の戦いについてまで、映画を観る前に知っておきたいことをネタバレなしでまとめたものです。

これを読めば映画を観る前の予習がバッチリ出来て、より映画が面白くなること間違いなしです!

※ネタバレはないので(あらすじ程度まで)ご安心ください。

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出典先:新解釈・三國志 : フォトギャラリー 画像 – 映画.com

映画『新解釈・三國志』は今日本の映画界で最もヒット作を生み出す福田監督が完全にオリジナルの解釈で描いた今までにない「三國志」作品です。

主演に大泉洋を迎え、さらに『銀魂』、『今日俺』、『勇者ヨシヒコ』の主要キャストが大集結した。そんなオールスターが集まった、おふざけコメディエンタメ超大作なんです。

【予習1】福田監督について

◆プロフィール

福田雄一(ふくだゆういち)

1968年7月12日生まれ/栃木県出身

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小さい頃からお笑いが好きで、小学生時代はコントを作ってはみんなに披露していた。

中学・高校時代はプロゴルファーになりたくて夢中になったようです。高校卒業後はそのままプロゴルファーを目指そうとしましたが、親の勧めもあり大学に進学しました。

ゴルフ部のある成城大学に入学したが、部費などで多額のお金が掛かることを知りました。思い悩んでいるうちにゴルフが下手になっていき、引きこもり状態になったようです。

その時にニュース番組で「小劇場ブーム」の特集をみて、小さい頃やっていたコントの事を思い出し興味がわいて、成城大学演劇部に入ることになりました。

そして、1990年在学中に「ブラボーカンパニー」を旗揚げしました。

※「ブラボーカンパニー」は今でも定期的に公演をしています。テレビでは『勇者ヨシヒコ』シリーズにはメンバー全員が出演していて、モンスターの製作とかもしていたようです。

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放送作家としても活動していて、今までに『新・堂本兄弟』や『いきなり!黄金伝説』など数多くの高視聴率番組を手掛けています。

2007年にはマギーとの共同脚本・演出ユニット「U-1グランプリ」を立ち上げ、2009年に自身の舞台作品を映画化した『大洗にも星はふるなり』で映画監督としてデビューした。

その後、2011年にテレビドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』で一気に大ブレイクする。

ブレイクした後も次々にチャレンジ作を作っていて、2013年に公開した『HK 変態仮面』ではブレイク寸前の鈴木亮平がパンティー被ったのは鮮烈でしたね。

【予習2】福田組について

福田組とは福田雄一監督作品によく出演する俳優さんのことです。

その中でも2トップと言われているのが、ムロツヨシ、佐藤二郎です。この2人のアドリブによる笑いは福田作品になくてはならない要素です。

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【福田作品常連の俳優】

・山田孝之

・小栗旬

・山﨑賢人

・賀来賢人

・橋本環奈

・安田顕

・木南晴美 …など

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ブレイク前の俳優さんを起用することが多く、そのキャスティングには福田監督の奥さんの助言が大きく影響しているとか。

 

【予習3】映画『新解釈・三國志』のあらすじ

今からおよそ1800年前、後漢王朝滅亡後の中国では、魏・蜀・呉の三国が分立していた。乱世の時代、蜀の武将である劉備(大泉洋)が多くの配下を従え人々の平和のために立ち上がる。諸国の武将たちがしのぎを削る中、天下統一を成し遂げるべく南下してきた曹操(小栗旬)率いる魏軍80万を、劉備と孫権(岡田健史)率いる蜀・呉の連合軍3万が迎え撃つ「赤壁の戦い」が起きる。(シネマトゥデイより引用)

 

【予習4】映画の舞台となる「赤壁の戦い」について

「赤壁の戦い」とは三国志において最も有名な戦いで、曹操と孫権・劉備連合軍の戦いである。

天下統一を目指して南下してきた曹操軍は数十万(20万や80万とも言われています)、それに対する孫権・劉備連合軍はわずか数万(3万や5万と言われています)という劣勢であった。

長江の中流の赤壁でお互いの水軍が対峙した。曹操軍は不慣れな水軍戦のため船の転覆防止に鎖でつないでいたが、孫権軍の指揮官周瑜は風を見極めて武将の黄蓋を曹操軍に送り込み、降伏するふりをして油を注いだ船10隻を曹操軍の船に体当たりさせた。

そして、その火で大パニックになった曹操軍に孫権・劉備連合軍は総攻撃をしました。曹操軍は南下を諦め、北へ敗走。その結果、諸葛孔明の考えた「天下三分の計」が実現しました。

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ものすごいざっくりとした説明なので不十分なところが多々ありますが大体こんな感じの出来事です。

もっと詳しく知りたいという人は赤壁の戦いを舞台とした映画『レッドクリフ』を観ることをお勧めします。2部作ある映画ですがアクション映画に定評がある巨匠ジョン・ウー監督作品なので飽きることなく一気に最後まで観れますよ。

 

【予習5】登場人物紹介

ここで、映画に登場する人物を予習しておきましょう。なんとなく覚えておくだけで映画により集中できますよ!

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【蜀】

役名:劉備(りゅうび)/大泉洋

前漢の皇族の末裔。義を重んじ強い意志と人徳がある。軍師・諸葛亮などの強い味方に恵まれ、曹操・孫権に並ぶ勢力へと成長を遂げ、蜀の初代皇帝となる。

役名:孔明(こうめい)/ムロツヨシ

劉備から三顧の礼を受け家臣となる天才軍師。天下三分の計を説き、蜀を大国へと押し上げた立役者。武器や道具の発明家でもある。

役名:関羽(かんう)/橋本ひさし

劉備・張飛の義兄弟。武力と知力を兼ね備える最強の名将である。

役名:張飛(ちょうひ)/高橋努

劉備・関羽の義兄弟。圧倒的な武力を誇る豪傑である。

役名:趙雲(ちょううん)/岩田剛典

五虎大将軍の一人で闘志と誠実さを持ち合わせた勇将である。

役名:黄夫人(こうふじん)/橋本環奈

孔明の奥さんで天文や地理の兵法などの学問にも通じている才女である。

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【魏】

役名:曹操(そうそう)/小栗旬

父は後漢の高官。「治世の能臣 乱世の奸雄」といわれており、悪人のイメージが強いが、多くの功績を残した人物である。

役名:夏候惇(かこうとん)/阿部進之助

曹操から尊重され臣下として扱わない特別待遇を受けていた。戦場で左目を射られ、「隻眼の武将」として知られている。

役名:荀彧(じゅんいく)/磯村勇斗

曹操の覇業を支えた軍師で、数々の助言や献策を行ない「王佐の才」とも称された。

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【呉】

役名:孫権(そんけん)/岡田健史

呉の礎を築いた父・孫堅、兄・孫策を相次ぎ亡くし、19才の若さで呉の当主となる。優れた人材を見抜く力と寛大な心を持っていて家臣からの信頼が厚い。

役名:周瑜(しゅうゆ)/賀来賢人

知恵と武力を兼ね備える名将で孫策とは兄弟同然の仲であった。赤壁の戦いでは呉軍の総司令官として貢献する。諸葛亮とはいつも対立している。

役名:小喬(しゅうきょう)/山本美月

周瑜の妻で姉・大喬とともに「二喬」と称された美女で戦場でも物怖じしない勇ましさがある。

役名:黄蓋(こうがい)/矢本悠馬

孫家三代に仕えた武将で、赤壁の戦いでは「苦肉の策」を成功させ敵船を炎で包み込んだ。

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【その他】

役名:董卓(とうたく)/佐藤二郎

後漢の霊帝の死後、都を制圧する。猛将・呂布を養子に迎え最高位の官職まで上り詰めた。

役名:呂布(りょふ)/城田優

三国志史上最強の武将と言われている。名馬赤兎馬を駆り、鬼神の如く強さで「人中の呂布、馬中の赤兎」と称された。

役名:貂蝉(ちょうせん)/渡辺直美

後漢の高官・王允の養女で、その美貌から中国四大美人の一人とされています。

役名:黄巾(こうきん)/山田孝之

頭に黄巾と呼ばれる黄色い頭巾を巻き、それを目印に反乱を起こした者たち。

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こうやって登場人物をまとめてみると、めちゃくちゃすごいキャストだという事が分かりますよね。

さらに語り部として西田敏行も登場し、主題歌は福山雅治が担当していて、これでもかといった超豪華な作品となっています。

これだけの人たちが集まった映画っていうだけで、ワクワクしますよね。

 

【まとめ】

映画『新解釈・三國志』を観る前に知るべきことをまとめて書いてきました。

いかがでしたでしょうか?

福田監督は今回の企画はずっと前からあったようで、劉備役は絶対に大泉洋にやってほしかったようです。しかも、本当は低予算でやる予定がキャスティングしていったら、ものすごいことになっていったようです。(福田監督の作品に出演してブレイクした人がかなり多いということでしょうね)

それならばということで、セットや衣装にもかなりのこだわりをもって製作されたようです。プロデューサーが「衣装ひとつが俺のギャラより高い」とボヤいていたようです(笑)

これだけのスケールといつもの福田流コメディが合わさって どのような化学反応が起きるかが楽しみです。

 

それと三国志がめっちゃ好きな人は注意してくださいね。多分史実とはかなり違いがあって、めちゃくちゃだと思います(笑) なので、三国志を全く知らない人でもこの記事さえ読んでおけば、予習はバッチリですよ!

福田コメディは結構ふざけたお笑いが多く 少し観る人を選ぶ作品もありますが、セリフのテンポも良く難しい内容もあまりないので気軽に観れる作品が多いです。

頭を空っぽにして思いっきり笑える映画になっているはずなので、是非観てください!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。