どうも、こんにちは。
本日は『プロジェクト・パワー』です。
ネタバレなしでみどころを紹介します。レビューもあるのでご参考までに、お気楽に読んでくださいね!
【作品情報】
2020年 111分 アメリカ
2020年8月14日より全世界で配信開始となったNetflixオリジナル映画。
初週はアメリカ国内で視聴数首位を記録した。
監督
◇ヘンリー・ジュースト
[プロフィール]アメリカ出身/1981年7月25日
◇アリエル・シュルマン
[プロフィール] アメリカ出身/1981年10月1日
脚本
◇マットソン・トムリン
ヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマンは『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの3と4、『NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』などを手掛けています。
今後は人気ゲーム『ロックマン』の実写映画を予定している。
マットソン・トムリンは本作同様『ロックマン』の脚本を担当し、さらに新作映画『The Batman』の脚本にも抜擢される今注目の脚本家である。
主要キャスト
◇ジェイミー・フォックス/役名:アート
[プロフィール]アメリカ出身/1967年12月13日
学生時代は音楽を学び、大学卒業はコメディアンとして活躍する。
2004年『Ray/レイ』で主演し、アカデミー主演男優賞を受賞した。この年、『コラテラル』でも助演男優賞でノミネートされていた。
今は映画プロデューサーやミュージシャンとしても活動している。
◇ジョセフ・ゴードン=レヴィット/役名:フランク
[プロフィール]アメリカ出身/1981年2月17日
6歳のころから子役として活動していて、 10歳のとき『リバー・ランズ・スルー・イット』で映画デビューを果たす。
その後大学進学し、『セントアンナの奇跡』『G.I.ジョー』などに出演する。
『(500)日のサマー』でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた。
◇ドミニク・フィッシュバック/役名:ロビン
[プロフィール] アメリカ出身/1991年3月22日
ジェームズ・フランコ&マギー・ジレンホール主演の話題のドラマ「DEUCE/ポルノストリート in NY」などに出演する注目の女優
【あらすじ】
摂取した者に5分間だけ超人的な能力を与える謎の薬”パワー”。
謎の組織によって製造されたその薬は、瞬く間に街中に拡がり、その能力を利用した犯罪も多発し始める。
薬物の背後にある謎の組織から娘を救うために”パワー”の供給元を追う特殊部隊出身の元兵士(ジェイミー・フォックス)、”パワー”による犯罪を一掃すべく行動する地元警官(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)、そして、母親のためにお金を必要としている売人の少女(ドミニク・フィッシュバック)が、協力して”パワー”の脅威に立ち向かう (Wikipediaより引用)
【みどころ】
◇その1:スーパーパワーを得られる薬
想像では筋力などが身体能力が向上して、通常の人間以上の力を発揮するものかと思っていましたが、 その薬の能力は飲んだ人によって様々な特殊能力を覚醒するものでした。
例えるなら、5分間限定『ミュータント』になれる薬といったところでしょうか。
本作には薬を飲んで色んな能力を使うキャラクターが次々と出てきます。
この部分だけでもかなり興味が湧いてきますよね。
予想していた以上にSF要素が多い作品となっています。
◇その2:主人公と少女の友情物語にも注目
薬の売人として登場する心優しい少女ロビンとの友情にも注目ですよ。
主人公アート元軍人で戦闘能力も高く、色んな敵に立ち向かっていきます。
しかし、ロビンは活発でラップが上手な普通の女の子なのでもちろん敵と戦うことはできません。そして父親もいません・・・。
そんなロビンを守る行動をするうちに2人のなかには友情以上の特別な感情が芽生え始めます。
よくある定番の設定ではありますが、それがいいんですよね。
◇その3:主人公の娘と薬の関係とは?
なぜ主人公の娘は謎の組織にさらわれたのか?
娘と薬には何か関係があるのか?
物語の主軸となりそうな秘密が隠されていそうです。
◇その4:さすがNetflix!CGがすごい!!
しっかりとしたアクションも本作の見どころが1つですが、パワーをつかった時のCGの演出は凄いです。
細部にこだわってつくられており、大作映画にも匹敵するクオリティーです。
特殊能力を演出するCGは必見ですよ!
この演出により作品自体のレベルも引きあがっています。
◇その5:続編はあるのか?
本作の脚本をつとめたマットソン・トムリンは今回出せなかったアイデアもまだまだあるようで、次回作に意欲をみせているようです。
視聴数も好調で今までもNetflixは好成績の映画に関しては続編製作に積極的なので可能性は十分ありそうだ。
本作が気に入った方はお楽しみに!
【感想】
Netflixの映画らしく主要な出演者が少なく、いい意味で見やすい映画になってます。
よくある設定もののSF映画でちょっと”X-MEN”に近い要素もあり、スーパーヒーローものが好きな私には好きなの映画でした。
主人公のおっさんと少女の友情物語は今までもたくさんありますがやはり感動しますね。(単純で、すみません(笑))
しかし、全体的に何か物足りなさを感じる作品でした・・・。
気軽にみれる作品としては良作だったと思います。
【自己評価】★★★☆☆(3.0点)
【まとめ】
設定やCGなどの視覚効果やストーリーも良いのですが全体的に少し浅い内容になっていた。
まず設定だが、”薬を飲むと5分間限定で特殊能力が引き出せる”といった設定だが、出てくる登場キャラクターにあまり個性がなかった・・・。
もちろん特殊能力自体が個性の1つなのだが、それだけになっていた。
もっとキャラクターを深掘りしたエピソードを入れるとか、逆にたまに欠点だらけの能力になるとか工夫があっても良かった気がしたし、5分限定にしている意味があまりないと感じました。
何にしても、薬の設定が単調で薄いものになっていた。
毎回同じ能力が無条件で得られるって・・・、設定がもったいないです。
ストーリー自体は良いと思いますが、もう少し世界感が大きいとワクワクしたと思います。
良くも悪くもキレイにまとまった作品となっていました。
次回作にはさらに期待しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。