どうも、こんにちは。ズバ男です!
この記事は映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』をネタバレなしでみどころを紹介していくものです。
【こんな人にオススメ】
・過去作との違いや本作のみどころを知りたい人
・ぶっちゃけ評価を知りたい人
『メン・イン・ブラック』シリーズと言えば、世界的な人気作でだれもが知っているものですよね。ぶっちゃけ「今さら続編かよっ!」って、思っている人も少なくないはずで、ある意味怖くて観てない人も多い映画だと思います。
この記事を読めばそのあたりの不安を解消できて、安心して映画を観ることができるはずです。
気楽に読める内容になっていますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
【作品情報】
2019年 115分 G アメリカ
地球に生息するエイリアンを監視する秘密組織「MIB」のエージェントたちの活躍を描く人気SFアクション作品。
◆スタッフ
◇監督・・・F・ゲイリー・グレイ
[プロフィール] アメリカ出身/1969年7月17日
[代表作]『交渉人(1998)』、『ミニミニ大作戦(2003)』、『ストレイト・アウタ・コンプトン(2015)』、『ワイルド・スピード ICE BREAK(2017)』など
◆主要なキャスト
◇クリス・ヘムズワース/役名:エージェントH
[プロフィール] オーストラリア出身/1983年8月11日
[代表作]『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズ、『ラッシュ/プライドと友情(2013)』など
◇テッサ・トンプソン/役名:エージェントM
[プロフィール] アメリカ出身/1983年10月3日
[代表作]『クリード チャンプを継ぐ男(2015)』、『マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)』、『アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)』など
◇リーアム・ニーソン/役名:ハイT
[プロフィール] イギリス出身/1952年6月7日
[代表作]『シンドラーのリスト(1993)』、『スターウォーズ エピソード1(1999)』、『バットマン ビギンズ(2005)、『96時間』シリーズなど
◇エマ・トンプソン/役名:エージェントO
◇レベッカ・ファーガソン/役名:リザ・スタヴロス
◇レイフ・スポール/役名:エージェントC
【あらすじ】
地球に生息するエイリアンの監視・取り締まりを任務とする最高機密機関「MIB」のロンドン支局が舞台。先輩エージェントH(クリス・ヘムズワース)と、エリート新人のエージェントM(テッサ・トンプソン)。このバディが世界中で派手で華麗に武器を扱い、MIB内部に潜むスパイと宇宙人から地球を守るミッションに挑む。(Wikipediaより引用)
【みどころ】
◆みどころ1:過去3作品とのちがい
知らない人も多いんですが、『メン・イン・ブラック』シリーズはアメリカの”都市伝説”にあるUFOや宇宙人の目撃者のもとを訪れる”黒ずくめの男たち”を題材にパロディ化して映画化したものなんです。
本作は、過去3作品とは監督や主人公が入れ替わっている。リブート作品というより、世界観はそのままにした新たな作品となっている。
完全な続編というよりはスピンオフ的作品に仕上がっているので、過去作と切り離して観るがオススメです。
◇違い1:物語の舞台がちがう
過去3作品はニューヨークを中心としたものでしたが、今作はイギリスを中心にしたものになっています。さらに”インターナショナル”というだけあって、他にもアフリカやモロッコなんかも舞台になっています。
◇違い2:車や武器が大幅に進化している
前作より7年経っていて、車(レクサス)の操作部はタッチパネルで近未来化が進んでいます。扱う武器はハチャメチャに進化していて、一撃で一帯を吹き飛ばしてしまうトンデモ武器がたくさん出てきます。
◇違い3:スタイリッシュなアクション作品に仕上がっている
過去3作品はコメディ要素が強めの作品でしたが、映画の雰囲気も少し変わっています。
本作のバディは、クリス・ヘムズワース扮するエージェントHは“チャラ男”。テッサ・トンプソン扮するエージェントMは真面目な”エリート”になっていて、コメディ要素が減ってスタイリッシュなアクションがみどころの映画に仕上がっています。
ちなみにこの2人はマーベル映画『マイティ・ソー』シリーズでもコンビを組んでいて、その息の合った掛け合いも楽しいですよ!
◆みどころ2:エイリアンが可愛らしい
『メン・イン・ブラック』シリーズの魅力のひとつとしてよく挙げられるのは、個性的でいろんなエイリアン達です。
今作もキュートなエイリアンがたくさん登場しています。その中でも私の一番お気に入りが「ポーニィ」です。可愛いだけではなく、物語のキーパーソンにもなっていますよ。
【日本語吹替版 本編映像】<謎のエイリアン登場>編 映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』6月14日(金)公開
◆みどころ3:おしゃれなスーツはあのブランド
『メン・イン・ブラック』といえば、ピシッと決めたスーツが印象的ですよね。
今回もばっちりスーツのエージェント達ですが、その衣装を担当したのはあの世界的ブランド「ポール・スミス」なんです。
さらに、デザイナーのポール・スミス自身もカメオ出演しているので、探してみるのもたのしいですよ。
◆みどころ4:ロケ地がインターナショナルだった
タイトルにある「インターナショナル」という言葉は、ロケ地にあると思います。数多くの国が舞台となる作品なので、そこだけみても楽しめるものになっていますよ。
まず、主役2人が所属しているのはMIBロンドン支部です。
他に、モロッコ中央部の都市マラケシュでは銀河系ホバーバイクに乗るシーンなどを撮影していました。砂漠のシーンはアフリカ大陸のメルズーガ砂漠で撮影されんです。
それ以外にも、フランスやイタリアなどで撮影を行なっようで、本当に数多くの国を撮影地にした、まさに「インターナショナル」な舞台をまたぐ映画に仕上がっています。
◆みどころ5:「マイティ・ソー」コンビが魅せるアクションシーン
『メン・イン・ブラック』の最大のみどころといえば、エイリアンと戦うアクションシーンです。
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』でもタッグを組んだ2人の息の合ったアクションは注目です。
特に注目したいのはイギリス・ロンドンに出現した、世界的な双子ダンサー、レ・ツインズ演じる“双子エイリアン”との戦闘シーンですね。最高にイケてますよ!
【感想】
スタイリッシュでカッコいい映像が多く、スピード感もあり何も考えずに見ても楽しい映画でした。
しかし、どうしても過去3作品と比較する自分もいるんですよね〜…。
※これから書く感想は、過去3作品とはなるべく比較せずに純粋に1本の映画として評価したものです。なるべくですよ(笑)
【満足した点】
・「マイティ・ソー」コンビのアクションシーンは、ド派手でスピード感があって見応えがあった。ストーリーがシンプルで、よりアクションシーンが際立ってみれた。
・懐かしのエイリアンや喋るパグ犬のフランク、いつも新聞を読んでいる守衛の人などが出演していて、往年のファン心をくすぐる演出も良かった。
【不満な点】
・良くも悪くも作品がまとまりすぎている。
ストーリをシンプルにするためか、主役2人の深掘りがなさすぎて何か味気なさがあった。
・カッコよすぎて笑えるシーンが少ないです。
カッコいいのは良いのですが、やはりもう少しコメディ要素が欲しかった。
・吹き替え版はやめたほうがいいです。ぜひ字幕版で鑑賞してください。
本業の声優さん以外が多く、お世辞にもあまり上手でなく終始違和感がありました。
【自己評価】★★★☆☆(3.0点)
【まとめ】
昔からのファンも楽しめるような仕掛けや小ネタもたくさんあって、面白かったです。
難しいことを考えずに観れて、いつでも、どんなときでも、同じように観れる。ありそうで、ないんですよねー。そういう映画って・・・。
全てを一新してつくられた今作だが、総合的に判断して十分及第点だと思いました。この出来なら、同じキャストでの続編も期待できるかもです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。