どうも、こんにちは。
本日は『億男』です。
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【作品情報】
2018年公開
川村元気の小説『億男』で原作は2019年には76万部を突破した大人気小説。
◆監督/脚本・・・大友啓史
[代表作] ドラマ『ハゲタカ』シリーズ、映画『るろうに剣心』シリーズなど
◆原作・・・川村元気
[代表作] 小説『世界から猫が消えたなら』、映画脚本『映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020)』など
◆キャスト・・・
佐藤健、高橋一生、黒木華、池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也
主題歌を担当するのはBUMP OF CHICKEN。この映画のために書き下ろした曲“話がしたいよ”はスローテンポのバラードになっています。
【あらすじ】
兄が3000万円の借金を残して失踪した。その返済に追われる一男は妻子に見捨てられた。そんな不運な男はある日突然宝くじで3億円が当たる。人生の一発逆転だと喜ぶが、ネットには不安な記事が載っていて不安になる。彼は億万長者になっていた大学時代の親友の九十九に相談する。15年ぶりの親友との再会に一男はすっかり酒に酔ってぐっすりと寝てしまった。目を覚ますと九十九は3億円とともに姿を消していた。そして彼は九十九の行方と消えた3億円を探すことに・・・
【みどころ】
お金とは何か?
多くの人が知り合いと『宝くじ当たったらどうする?』などと話したことがあるだろう。
この映画はそんなお金にまつわる物語。
お金で人生を買えるのか?お金は人を変えてしまうのか?お金の正体とは?
この映画に出てくる大金持ちにもそれぞれ違う価値観がある。
金持ちたちに出会って、一男(佐藤健)は何を思い、何を考え、どういった答えをだすのか・・・
【感想】
原作未読だったので内容は全く知らずに鑑賞しました。
思っていた内容と違ったので途中、正直に”あれ?”と思った。
観る前のテンションが違ったので少し違和感はあったが良い意味で裏切られ満足でした。
若干、中盤以降に内容と映画の雰囲気のズレがあるように感じた・・・
あと主人公と家族のエピソードがもう少し欲しかったかな。
一男と九十九の友情には、表現しづらいが血の繋がり以上の何かがあるように感じた。
普通の人間が経験する人生の分岐点がこの映画では一気に怒涛のごとくあるが、実際には普通に生きている人も感じていないだけで多くの分岐点があるんじゃないかと思う。
そして、人それぞれが自分の考えで勝手に思った方向に進んでいるだけで小さなことだと思っていることも本当は大きな分岐点なのかもしれない。
タイトルと作品の雰囲気のギャップに多少とまどったが 、観終わったあとにはなんだか不思議と温かい気持ちになる映画でした。
【自己評価】★★★☆☆(3.5点)